中学受験とは何か?が5分でわかる中学受験パーフェクトガイド2022年版

中学受験とは何か?が5分でわかる中学受験パーフェクトガイド

「うちの子も中学受験をさせた方がいいの?」という悩みを抱えている方も多いでしょう。

2022年現在、中学受験をするお子さんはどんどん増えています!お住まいの地域によっても異なりますが、首都圏では約5人に1人のお子さんが中学受験をしています。特に、埼玉県は去年よりも18%程受験生が増加しており、東京都も3.5%程増加しています。

この記事では、10年以上中学受験を徹底的に研究してきた中学受験アンサー編集部が、中学受験とは何か、メリット・デメリットについて徹底ガイドしていきます。さらに、どうやったら志望校に合格できるかなども詳しくご紹介します。たった5分間で読める内容となっていますので、これから中学受験を検討している方は是非参考にしてください。

目次

中学受験とは何か?

そもそも中学受験とは、私立中学や国公立の中高一貫教育校などに入学するための試験を受けることをいいます。中学受験に向けた勉強対策は小学4年生から始めるのが一般的となっており、多くのお子さんが中学受験対策として小学3年生の冬頃から塾に通い始めます。

しかし、そんな中学受験に対して、「受験対策のために塾に通わせてまで中学受験をする意味はあるの?」「わざわざ小さいうちから勉強させてまで、どうして私立なんかに入れるの?」と疑問に持つ方が多いのも事実です。

そのため、ここからは中学受験を受ける理由や中学受験の最近の受験傾向についてもご紹介していきます。

中学受験をする理由は子供の数だけある

下記のように、中学受験をする理由はお子さんや保護者の方によってそれぞれ異なります。

中学受験をする理由
  • 中学受験をすると学習への積極的な姿勢が身に付くから
  • レベルの高い子供が周囲にいると、緊張感を持って勉強できるから
  • 地元の公立中学校が荒れているから
  • 仲の良い友達が中学受験をするから
  • 受験したい中学校の制服が可愛いから

このように、中学受験をする理由は様々です。

中学受験の当事者であるお子さんが将来やりたいことや目標を持った時、そのお子さんの受験は「大人にさせられるもの」ではなく、「自分が目的をもって行うもの」になります。率先して中学受験の試験対策を行うお子さんは、その分志望校にも合格しやすいのです。

中学受験人口は8年連続で増加している

冒頭でも述べた通り、中学受験をするお子さんは年々増加しています。首都圏の小学6年生自体の人口は、2001年に30万人をきり、2016年に29万人をきるなど、減少傾向にある中で、受験生が増え続けていることはとてもすごいことです。これは、小学6年生の受験比率が高まっているということでもあります。

特に、埼玉県では2022年1月10日~1月12日までの3日間の受験者数合計は3万981人となっており、前年比18%増となっています。栄東の第1回入試志願者数が7000人を超え、大宮開成も過去最高の受験生が集まったようで、どの中学校も絶好調でした。

しかし、難関校の志願者は必ずしも増えていないのです。中学受験者自体の人口は増えていますが、出願者数ベスト10に出てくるような難関校は下記のように必ずしも増えていません。

男子女子
開成:1206人女子学院:769人
麻布:934人吉祥女子:606人
早稲田:756人鷗友学園女子:603人
武蔵:640人桜蔭:557人
慶應普通部:619人フェリス女学院:464人
駒場東邦:565人香蘭女学校:388人
海城:545人雙葉:381人
芝:525人山脇学園:357人
本郷:522人女子美術大学付属:356人
日本大学豊山:478人共立女子:354人

上記のうち、男子生徒の出願数が2021年よりも増加したのでは「麻布」「武蔵」「慶應普通部」「芝」、女子生徒の出願数が2021年よりも増加したのは「女子学院」「吉祥女子」「フェリス女学院」「山脇学園」となっており、男女ともにたったの4校だけです。

このように、難関校の中学受験の出願者は減少している中学校の方が多いという結果になりました。難関校の受験者数減少は、主にチャレンジ層が受験を見合わせることで起きます。コロナに感染することを恐れて受験校数を絞れば、合格の見込みがない中学校は受験しないことになるのです。

中学受験の最新傾向

各都道府県で最も易しい中学校の多くが前年より出願者数を増やしたということが判明しました。絶対数こそ少ないですが、通常では人気がないこうした学校の受験者数がかなりアップしたことは顕著な動向といえるでしょう。

なぜこのような事態になったのかというと、私立中学はオンライン授業を実施するなどをして、コロナ対策を万全にしていることがテレビなどで報道されていたからです。公立中学と私立中学におけるコロナ対策の差は歴然だったことが報道から分かったため、本当だったら公立中学に通わせていたところを急遽私立受験に変更した層が一定数いました。そのため、3年間塾に通っているお子さんが受ける中学校よりも、もっと易しい中学校狙いになったのです。

まだ数年間はコロナが続くと言われいるため、2023年における中学受験の傾向も2022年と同じような結果になるのではないかと言われています。

中学受験と高校受験の違い

中学受験を検討しているという方の中には、「中学受験と高校受験のどちらが良いか?」と悩まれている方も多いでしょう。結論から言うと、中学受験と高校受験のどちらがいいかは、それぞれのご家庭の教育方針やお子さんの性格によって異なります。そのため、まずは中学受験と高校受験の違いをきちんと理解しておきましょう。

中学受験と高校受験の違い① 偏差値

中学受験と高校受験における1つ目の違いは偏差値です。中学受験と高校受験では、偏差値の考え方が大きく異なります。ほとんどの中学3年生の生徒が受験する高校受験と違って、中学受験では入試に向けてしっかり勉強しているお子さんだけが母集団を形成しているため、どうしても偏差値が低くなりがちです。

中学受験の偏差値と高校受験の偏差値を比較すると、中学受験の偏差値の方が10以上低く出るともいわれています。つまり、小学生全員が受ける模試の偏差値50と、中学受験をするお子さんだけが受ける模試の偏差値50では、同じ偏差値50でもまったく意味が異なるのです。

そのため、中学受験を検討しているのであれば、中学受験に向けてしっかりと勉強しているお子さんをターゲットにした模試を受けてみるといいでしょう。

中学受験と高校受験の違い② 入試問題

中学受験と高校受験における2つ目の違いは入試問題です。中学受験の場合、私立中学の入試問題は難易度が各中学校ごとに異なっています。特に、難関中学校は学校の授業で習った内容だけでは解くことのできない難問が多く出題され、志望校合格に向けた勉強対策をしなければ合格を勝ち取ることはできません。

また、近年高い人気を誇る国公立の中高一貫校では、読解力や表現力が問われる問題が出題されるため、演習問題などを通じた受検対策も欠かせません。

その点、高校受験の場合、公立高校の入試では基本的に中学校の教科書の範囲から出題されます。そのため、教科書の内容をきちんと理解しておけば、解ける問題ばかりなのです。ただし、私立高校受験の際は、各私立高校独自の問題が出題されるので、教科書のレベルを超えた難問が出題される傾向にあります。

中学受験が向いているご家庭の特徴

ここまでで、中学受験と高校受験の違いについて解説してきました。その上で、中学受験が向いているお子さんにはどのような特徴があるのかを解説していきます。

お子さんにとっても保護者の方にとっても非常に大きな選択となるので、「うちの子には中学受験は向いているの?」と疑問を抱いている方は是非参考にしてください。

教育方針が固まっているご家庭は中学受験に向いている

お子さんの性格を理解した上で、「将来はこんな風に育ってほしい」などといった、ご家庭の教育方針が固まっているのであれば中学受験はおすすめです。お子さんの得意分野に強みを持つ中学校を選ぶことで、お子さんの長所を早いうちから伸ばすことができます。

お子さんをサポートできるご家庭は中学受験に向いている

一般的に、「中学受験は親の受験」と言われており、保護者の方が果たす役割は大きいです。お子さんの志望校選びや中学受験に向けた学習スケジュールの管理、塾の送り迎えなど、中学入試合格まで保護者の方がお子さんをサポートできる体制が整っていることが重要です。そのため、共働きのご家庭の場合は、仕事と中学受験におけるサポートの両立はかなり大変だといわれています。

ただし、スタディアップでは、「保護者の方に負担をかけずに、最短ルートで成績をアップさせる」ことを目標に指導しています。後述するスタディアップのやり方をマスターすれば、あなたのお子さんも短期間で成績をグッとあげることが可能です。

中学受験をすることのメリット

中学受験をされるお子さんの中には、中学受験の目的がはっきりしていない子やご家庭の教育方針が固まっていない子もいます。そういったお子さんは中学受験を乗り越えることは困難です。そのため、ここからは、中学受験の目的にもなりうる、中学受験をすることの代表的なメリットをご紹介します。

中学受験をすることのメリット
  • 学校ごとに異なる教育理念があるためお子さんの長所を伸ばせられる
  • 大学受験に向けた勉強がしっかりできる
  • 知識やスキルが身につく

ここで、中学受験の目的を明確化しましょう。

学校ごとに異なる教育方針があるためお子さんの長所を伸ばせられる

私立中学や国公立中高一貫校では、学校ごとにそれぞれ教育方針が異なります。そのため、「高水準の教育で将来を切り開いていきたい」「のびのびとした中学で自由な発想力を養いたい」など、それぞれのご家庭の教育方針やお子さんの性格に合う教育理念を掲げる中学校を選ぶことで、お子さんの長所をグッと伸ばすことができます。

近年では、偏差値が最重要ではない志望校選びが主流となっています。実際に、中学受験アンサー編集部が行った独自アンケート調査結果では、下記のように実際の偏差値よりも低い中学校を選ぶ人もいました。

「1学年100人未満という規模が小さい中学校なので、生徒の人数が多い中学校より先生の目も行き届いているから、いじめなどもすぐに解決してくれそう。生徒が少ないからこそ、授業自体も丁寧に教えてもらえそう。」

「将来語学留学をしたいので、留学制度がある中学校へ行きたい。留学プログラムは学校によって内容が違うので、よく考えた上で短期ホームステイが頻繁にできる中学校に志望しました。」

このように、自分の長所を伸ばしてくれそうな中学校を選ぶ生徒が増えています。

大学受験に向けた勉強がしっかりできる

ほとんどの私立中学は6年間の中高一貫教育を行い、大学受験を見据えた学習を行っています。そのため、公立中学よりも勉強するスピードが早く、高校3年生までの先取り教育を行っています。そうすることで、高校3年生の大事な1年間を大学受験対策に充てるカリキュラムとなっているのです。このように、高校受験の負担が少ない分、しっかりと大学受験に向けた準備を行っています。

また、最近では大学附属中学の人気も高まっています。早慶・GMARCH・関関同立など、人気私大の大学入試は私立大学の入学定員厳格化によって難しくなりましたが、系列大学・他大学との提携を行っている私立中学であれば、中学から大学までエスカレーターで進学できるのです。

このように、受験に対して大きな労力を割かなくて済む分、部活や課外活動などに多くの時間を費やすことができます。その結果、お子さんの得意なことを伸ばしたり、新しい発見に繋げたりすることができます。

知識やスキルが身につく

中学受験に向けた勉強は、小学校の学習内容とは大きく異なります。お子さんの多くが小学4年生から受験勉強の準備を行うなど、様々な知識を身につけていく必要があります。そのため、中学受験のためだけでなく、一生ものの知識を身につけることが可能です。

また、長く続く中学受験に向けた勉強の中で、時にはお子さんが困難な状況に立たされることもあるでしょう。そのような困難を一つ一つ着々と乗り越えていくことで、辛くても逃げずにやり抜く力が身につきます。そんな中学受験の経験は、将来のお子さんの仕事でも役立ちます。

例えば、中学受験では試験に合格するという長期目標を掲げ、その目標を実現するために中期目標・短期目標にそれぞれおとしこんで、計画(Plan) → 実行(Do) → 評価(Check) → 改善(Action)というPDCAサイクルを回していきます。このPDCAサイクルを、塾では週単位で回しているため、今後仕事で必要なスキルが自然と身につくのです。

中学受験のデメリットは何がある?

中学受験には魅力的なメリットがあるものの、下記のようなデメリットも存在します。

中学受験のデメリット
  • 中学受験の勉強対策に多くの時間がかかる
  • 経済的な負担が大きい

それでは、順番に解説していきます。

中学受験の勉強対策に多くの時間がかかる

前述した通り、小学校の勉強と中学受験の勉強内容は異なります。中学受験で合格を勝ち取るためには、「中学受験のための勉強対策」が必要になります。そのため、中学入試に対応できる内容をきちんと学習しなければいけません。

また、中学受験では志望校の過去問の傾向を知り、それに合わせた対策を取ることも大事です。そういったことも小学校の授業とは別に勉強するので、どうしても時間がかかってしまいます。

中学受験には費用がかかる

中学受験勉強の対策では、中学受験に対応した進学塾に通って学習することが一般的です。そのため、毎月の塾の月謝に加え、季節講習の費用や模試の費用なども含めると、中学受験をしない場合よりは経済的な負担がかかってしまうのです。

もちろん中学入試に合格すると、入学金や授業料、教材費・通学費などで多くのお金が必要になります。文部科学省の平成30年度子供の学習費調査によると、私立中学校に必要な1年間の費用は約60万円~130万円にもなるようです。お子さんが私立中学に進学する際は、経済的な準備が必要です。

中学受験の偏差値とは?模試との関係性を解説

小学校の授業だけだとお子さんの偏差値がどのくらいなのかというのは分からないものです。お子さんの偏差値を確かめるためには、模試を受ける必要があります。ここからは、そんな中学受験の偏差値とは具体的にどのようなものなのか、偏差値を通じて何がわかるのかをご紹介します。

中学受験の偏差値とは模試を受けた集団全体の中での位置を示す数値

中学受験における偏差値は模試を受けた集団全体の中で、お子さんがどれくらいの位置にいるのかを示したものになります。例えば、算数と国語が同じ70点だったとしても、偏差値が算数は60と国語は50などそれぞれ異なる場合があります。これは、問題の難易度によって平均点が変わってくるため、偏差値も変わるのです。

基本的に、中学受験における偏差値は「平均点=偏差値50」になるように換算しています。そのため、偏差値を把握することで、お子さんの実力を相対的に理解することができます。

中学受験の偏差値における活用方法

「自分の偏差値が思ったように上がらない」と焦ってしまうお子さんもいらっしゃいますが、偏差値はお子さんの現在の位置を示す重要なデータです。一喜一憂するのではなく、学力向上に繋げるツールとして上手に活用するコツを紹介します。

同じ模試を受ける

母集団が同じ、もしくは近いレベルでなければ、偏差値を正しく比較することはできません。「全国公開模試」「統一合判」「全国統一小学生テスト」などさまざまな種類の模試がありますが、できるだけ同じ種類の模試を受けるようにしましょう。

小学4年生・5年生の偏差値は気にしすぎない

小学4年生・5年生の時は模試を受ける母集団にもバラツキがあるため、偏差値にも波があります。よって、他のお子さんと実力を比較したり、志望校を検討する際の基準にしたりすることはやめた方がいいでしょう。小学4年生・5年生の時期に定期的に模試を受けておくことはお子さんの苦手教科・苦手分野を探すという点では大切ですが、偏差値はあまり気にする必要はありません。

小学6年生の夏休み以降の偏差値は重要

本格的に偏差値を活用するのは小学6年生の夏休み明けが目安です。小学6年生の夏休みは受験生の頑張りが試される時期で、それ以降の成績に大きな差が生じます。受験する中学校を絞り込んでいく上でも、小学6年生の夏休み以降の偏差値を意識することが大切になってきます。

中学受験の偏差値ランキングを一部紹介

ここからは、東京都・神奈川県の中学受験偏差値ランキングTOP5をご紹介します。

  1. 開成:偏差値78
  2. 筑波大駒場:偏差値78
  3. 麻布:偏差値76
  4. 渋谷渋谷:偏差値76
  5. 早稲田75

首都圏の中でも難関校といわれるこれらの中学入試に合格するためは、前述した通り、社会をまず最初に固めることが重要です。社会の成績をグッと上げることで、手っ取り早く4教科総合偏差値をアップすることができます。

なお、ここでは東京都・神奈川県の中学受験偏差値ランキングをご紹介しましたが、5位以降の順位も知りたいという方は、東京&神奈川の男子中学校の偏差値ランキングというページにまとめていますので是非参考にしてください。

また、関西圏の偏差値ランキングについて知りたいという方は、関西圏の私立中学偏差値ランキングというページにまとめていますのでそちらも併せてご覧ください。

中学受験の4教科別勉強法とは?

中学受験では、算数、国語、理科、社会の4教科入試が一般的となっています。ここからは、そんな4教科のそれぞれの特徴についてみていきましょう。

中学受験の算数

中学受験の算数で重要な単元は、図形、割合、比、特殊算になります。

図形(平面図形、立体図形)では、面積や内角などのような公式を理解して解いていく基本的な問題もありますが、比が絡んだ、相似や面積比を出す問題もよく出題されます。

割合は、何と何を比べているのかをきちんと整理しないと、どんどん分からなくなってしまう単元になります。割合を理解するためには、分数が理解していることが必須となっているため、まずは分数がきちんと理解できているかを確認しましょう。

さらに、比は、割合と分数を理解していないと問題を解くことはできません。逆を言うと、比が苦手なお子さんは、分数や割合を完璧に理解することで、比も得意分野に変えることができます。比の問題を解く際は、線分図や面積図をその都度書くことで、さらに理解が深まるでしょう。

特殊算では、つるかめ算、仕事算、旅人算、濃度算など種類は様々です。特殊算の問題は応用問題として出題されることが多いため、どの公式を使って解くかを問題文から見極める必要があります。こういった能力を身につけるためには、とにかく問題量をこなしてきちんと整理していくことが重要です。

ここでは、算数の単元について簡単にご紹介しましたが、下記のページでは中学受験の算数の単元についてもっと詳しくまとめていますので、そちらも是非参考にしてください。

中学受験の国語

中学受験の国語における重要な単元は、漢字、熟語、読解になります。

漢字では、漢字検定に基づいた参考書を利用するなどとにかく漢字を覚え、テストを繰り返すことが重要です。1度覚えた漢字でも時間がたつにつれてどんどん忘れていきます。人間は覚えたものを復習しなければ、20分後には覚えた内容の42%、1日後には74%、1週間後には77%、1ヶ月後には約80%を忘れてしまうようです。そのため、覚えて復習するということを定着させることが大事です。

漢字と同様に、熟語も同じ暗記科目となっているため、①覚える、②テストをする、③間違えた箇所を復習するということを繰り返して学習しましょう。

読解問題に関しては、選択肢問題・記述問題に関係なく、慣れと感覚が重要となってきます。そのため、なるべく毎日問題を解きましょう。問題の問われ方によって、「〜だから。」「〜ということ。」のような語尾に気をつけるといった基本的なことから、感情を問われている際はその人物の発言の意図をよく考える、など身に着けるべきテクニックは色々ありますが、最終的なゴールは「自分の解き方が解説の解き方と同じだった」となることです。中学受験 国語の長文読解のコツとおすすめ問題集に関しては、下記のページを参考にしてください。

中学受験の理科

中学受験の理科における重要な単元は生物、地学、物理、化学になります。これら4分野はそれぞれ勉強方法が異なるため、全分野において同じように勉強しているというお子さんは勉強法を見直した方がいいでしょう。

生物では、他の分野と比べても覚えるべき量が多いため、とにかく教科書のインプットが大事です。たくさん覚えさえすれば点数につながりやすいため、比較的短期間で成績をアップさせることが可能です。

地学では、天体をまず固めましょう。一見同じような問題が多く出題されている天体ですが、甘く見ていると問題が思うように解けないこともあります。天体の問題をスラスラと解けるようになるには、自分、太陽、月、星の関係はもちろん、個々がどのように動くのかということもきちんと理解する必要があります。天体は常に図を描いて、思考の整理を行うことで得点アップにつながります。

物理で大事なのは、とにかくアウトプット、演習をこなすことになります。物理に関しては覚えなければいけない量はそう多くありませんが、とにかく問題を解いて練習することでしか知識を身につけることはできません。きちんと問題を解ききれるようになるために、インプット後のアウトプットを重点的に行うといいでしょう。

化学は、計算が多く出題されるため、日頃から科学の計算練習をしておくことが重要になります。せっかく原理がわかっていても、計算ミスをして得点を取れないことは非常にもったいないです。分かった問題は取りこぼさずに全部点数に変換するという心意気で勉強に臨みましょう。

中学受験 理科を完璧に勉強したいお子さんは、中学受験 理科おすすめの問題集&参考書人気ランキングというページにおすすめの問題集をまとめていますので、是非参考にしてください。

中学受験の社会

中学受験の社会における重要な単元は、歴史、地理、公民になります。

歴史は、時代背景がどのようなものだったのかを想像することが大事です。例えば、単純に「縄文時代」という言葉を暗記するのと、「どうして縄文時代に争いが少なかったのか?」とお子さんに質問するのでは、お子さんの思考の幅が大きく異なります。「狩りをして得た食料は一人ではとても食べられない量だったのでみんなで分けていた」「一人で狩りはできないので集団生活をすることでみんなで協力していた」など想像力を働かせると様々な解答を引き出すことが可能です。

地理は、「身近なものに結びつけること」が大事になります。例えば、朝ごはんのおかずの野菜や卵の生産地を教えてあげるだけで、お子さんは日常生活の中でも学習することができるため、知識の定着度が大きく異なるのです。そのため、勉強した内容と日常生活をどれだけ結びつけられるかで、差がつきます。

公民は、普段から時事問題についてよく考える習慣をつけておくと中学受験の際に役立ちます。例えば、日本は議院内閣制という仕組みをとっていますが、この議院内閣制とは何ですか?と問いかけるなど、時事問題についてよく考え、自分の言葉で説明することができればOKです。

中学受験で第一志望に合格するコツ

結論から言うと、中学受験で第一志望に合格したいのであれば、社会を家庭学習でまず最初に固めることをおすすめします

保護者

塾や学校では国語や算数の勉強をやれって言われたけど違うの?

はい、中学受験ではまず最初に社会を完璧にマスターすることが、中学受験の近道になります。理由を順番に解説していきます。

算数の1点=社会の1点!同じ1点に変わりはない!

まずは大きな枠組みとして、中学に合格することを考えてみましょう。合格の定義とは、算数、国語理科、社会 4科目の合計得点が、その中学校の合格最低点以上であることです。

つまり、科目別で難易度が違うのにもかかわらず、算数で1点多くとることも、社会で1点多く取ることも、総合点で考えれば、どちらも同じ1点なのです。そのため、社会は後回しにしてしまってはいけません。

算数の応用問題&社会の暗記問題どちらも同じ1点

もっといえば、入試本番で、受験生の正答率が5%以下の算数の超難問が解けたとしても、徳川幕府の最後の将軍が書けなければ、入試に落ちることもあるのです。

社会は暗記科目なので中学受験直前に仕上げれば良いと軽く考えていた方もいらっしゃるかもしれませんが、この事例をみれば分かるように、合否に直接影響するような決して取りこぼしてはいけない大切な科目なのです。

● 社会は暗記教科で学習センスがいらない!

社会は、学習センスを全く必要とせず、覚えたか、覚えていないかの違いがそのままデキる、デキないに変わります。しかも、他の3科目と比べて問題演習が圧倒的に少なくていいのです。

そのため、どんなお子さんでも正しく学習すれば、必ず社会の成績は上がります

● 社会は塾任せでは絶対伸びない、家庭学習で伸ばす!

社会を勉強する上で一番重要なのは、家庭学習での暗記の時間です。しかし、塾では問題演習ばかりを出題され、8割の受験生はついていけないのが現状です。

中学受験に関するQ&A

ここからは、保護者の方からよくいただく質問をまとめました。

どうして中学受験をする人が増えているのですか?

私立中学、国公立中高一貫校などは生徒のレベルがそろっているため、大学受験を見据えたカリキュラムで授業を進めます。その結果、効率の良い大学受験対策をすることができ、国公立大学への現役合格生を多く輩出できるのです。

また、自分に合った教育理念を掲げている中学校を選べることも人気の理由です。

私立中学は教育費が高いのでは?

中学受験をしてもしなくても、大学進学までで考えるとトータル費用はあまり変わらないといわれています。むしろ、国公立大学進学を前提にした私立中学で勉強を行うことによって、塾に通わなくても高い教育を受けられるといったメリットもあります。

子どもの学習を親が見なくてはいけませんか?

中学受験における保護者の方の役割は、お子さんの志望校選びや中学受験に向けたの学習スケジュールの管理、塾の送り迎えなど、中学入試合格までお子さんをサポートすることです。

ただし、付きっきりで勉強を教える必要はありません。スタディアップでは、お子さんが最短ルートで成績をアップできるよう、家庭学習用に「コンプリートマスター」「プラチナインプット」などを開発しています。「支持率No.1」「友人におすすめしたい教材No.1」「偏差値アップが期待できる教材No.1」の3冠を達成するなど、年間を通して多くのお子さんの成績アップに貢献しています。CDや一問一答形式など1人で学習できる教材となっているので、保護者の方の負担も減ります。

中学受験のための準備は、いつから始めたらいいですか?

志望校とお子さまの学力の距離で決まりますが、中学受験を成功させるためには小学校低学年からの勉強を始めることが理想です。遅くとも小学4年生からスタートさせましょう。

中学受験と習い事の両立はできますか?

当塾「スタディアップ」でもいくつかの習い事を併用しているお子さんがいらっしゃいます。小学4年生までは勉強と習い事を両立させてもOKですが、本当に志望校に合格したいお子さんであれば、中学受験が終わるまでしばらく習い事をお休みしましょう。習い事は中学生になってもできますが、中学受験は人生で1回しかありません。悔いの残らないよう、全力で挑むことをおすすめします。

中学受験はしない方がいいのでしょうか?

中学受験には「お子さんの長所を伸ばすことができる」「大学受験の対策がばっちりできる」「知識や困難に打ち勝つ力が身につく」などといったメリットがあります。将来、お子さんがやりたいことがある場合やコロナ対策が万全な環境で安全に学んでほしいといった場合は中学受験をおすすめします。

中学受験まとめ

近年、中学受験をするお子さんは増加傾向にあります。小学校低学年から受験勉強を始めているお子さんもいらっしゃいますが、そのようなお子さんと並ぶ、あるいは超えるくらい成績をアップさせるためには、社会を最初に固めておくことが大事です。

中学受験の場合、社会は唯一の暗記教科のため、正しく勉強(暗記)すれば誰にでも得点できるようになる教科になります。今からでも遅くはありません!

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