地理分野がマスター出来たら、次は、歴史分野をマスターするための流れを知ろう!
中学受験をする場合、小学校4年生から中学受験用の塾に行かせるのが一般的です。
そして、一般的な社会科カリキュラムとして、
大手進学塾のカリキュラムを例に挙げると以下の流れになります。
小学4年生【春】~ 小学5年生【秋】 |
地理 |
小学5年生【秋】~ 小学6年生【春】 |
歴史 |
小学6年生【春】~ 小学6年生【夏】 |
公民 |
小学6年生【秋】~ 入試本番 |
総合演習(地理・歴史・公民の全分野)・過去問 |
この表をみると分かる通り、中学受験をお考えの方で、
4年生から塾に通う場合は、まず、地理分野の学習から始めます。
そして、5年生では、地理の残りを終えて、歴史分野に入っていきます。
ただし、これはあくまでも一般的な塾で社会を習う場合のカリキュラムであり、
そこまで塾のカリキュラムを意識する必要はありません。
塾に頼らず、スタディアップ教材で社会をマスターする場合は、
4年生で地理を完全にマスターするカリキュラムになっています。
もしも、あなたのお子様が
●現在5年生だが、社会は全く勉強したことがない、始めて学習する
●塾で地理を何となく習ったが、きれいサッパリすべて忘れている
ような場合は、先に【 小学4年生 地理編 】を読んで、地理の学習から始めましょう。
(あわてて歴史から学習しないようにして下さい。スタディアップ教材は、通常の教材よりも、
最短距離で効率良く学習することが可能ですので、5年生のうちに地理と歴史を十分にマスターできます)
では、本題に入ります。
まず、歴史分野は、大きく分けると、次の二つに分けることができます。
政治・外交史 |
その時代ごとに有力者(天皇・将軍など)を覚え、その有力者が作った法律や、 争いや戦争、その背景を学んだり、対外の国と外交を学んでいく |
文化・産業史 |
その時代ごとの建築物や、書物、絵画を学んだり、農業や商業などの産業を学んでいく |
そして、【政治・外交史】【文化・産業史】を下記の時代ごとにしっかりと覚えていくことになります。
歴史の時代一覧表
旧石器時代 / 縄文時代 / 弥生時代 / 古墳時代 / 飛鳥時代 / 奈良時代 / 平安時代 / 鎌倉時代 / 室町時代 / 安土桃山時代 / 江戸時代 / 明治時代 / 大正時代 / 昭和時代 / 平成時代
ここからは、「政治・外交史」を学習するときのポイントをお話していきます。
何といっても歴史を攻略するためには、「政治・外交史」を押さえなければなりません。
そのために必要な手順を順番に紹介していきます。
歴史を学んでいく上で、一番大切なことは何だと思いますか?
ズバリ、「歴史の流れ」をつかむことです。
しかし、この流れを意識しながら学習しなければいけないのですが、
ほとんどの受験生は、この「流れ」という部分に重きをおくような学習ができません。
どういうことか、塾に通っている場合のケースに合わせてお話ししましょう。
一般的な進学塾では、当然社会のカリキュラムが決まっています。
●大手進学塾の歴史のカリキュラム例
1週目 |
室町時代 ~南北朝時代と室町幕府~ |
2週目 |
室町時代② ~応仁の乱と室町幕府の滅亡~ |
3週目 |
安土桃山時代 ~織田信長と豊臣秀吉~ |
4週目 |
安土桃山時代② ~朝鮮出兵と桃山文化~ |
5週目 |
江戸時代① ~徳川の幕藩体制~ |
大手進学塾では、このような流れになっています。
そして、授業の中では、小テストをはさんだり、問題演習を行ったりもしますし、
宿題も当然ありますので、その確認なども入れると、1週間の授業でできることは限られています。
しかも、毎日社会の授業があるわけではなく、ほとんどの塾が社会の授業は週に1回ですので、
次回の授業まで1週間空いていくと、非常にテンポが悪く流れがつかみにくい授業となってしまうのです。
その結果、どういう現象が起こるかといいますと、江戸時代に入るころには、室町時代、鎌倉時代、
もっといえば、それよりも前の弥生時代、縄文時代のことをすっかり忘れているのです。
つまり、あまりにも長い期間、時間をかけて
歴史をするため、どうしてもお子さんの頭に入ってくる内容が
ブツ切りとなってしまうのです。
びっくりするかもしれませんが、6年生で一度は習ったはずの歴史の復習をすると、
鎌倉時代と室町時代の順番が逆になっている生徒もいるくらいです。
まさにブツ切り授業の欠点ですね。しかし、これは塾の性質上、どうしようもない部分です。
しかし、スタディアップの学習教材は、短期間で本当に効率良く学習することが出来るので、
歴史の「流れ」がしっかりと頭に入るような構成になっています。
塾以上のクオリティーで歴史を学習できますので、その点はご安心してお使いください。
歴史をマスターするには、スタディアップ教材のどれを使えばいいの?
教材名
- コンプリートマスター【歴史】
- プラチナインプット
- ゴロ将軍
- フラッシュカード【歴史】
野村先生から使い方のアドバイス
地理をマスターした後に、0から歴史を始めて得意分野にしたい方に人気の組み合わせです。
「コンプリートマスター歴史」で本格的な授業を受ける
一問一答形式の重要キーワードの暗記テキストである
「プラチナインプット」で重要キーワードを覚える
※その都度出てくる年号は、「ゴロ将軍」を使って省エネで暗記
※補助教材として、スキマ時間や移動時間に、「フラッシュカード歴史」を
パラパラめくって、知識をさらに定着させる
ここまでを丁寧に行えば、塾に通う以上の内容を家庭学習で身につけることができます。
●上記掲載教材を、より詳しく知りたい方は各教材ページへ
コンプリートマスター | プラチナインプット | ゴロ将軍 | フラッシュカード |
上記掲載教材の組み合わせで、そのままお申し込みになりたい方へ
さらに歴史を得意科目にしたい、得点源にしたい方は・・・
教材名
- プラチナアウトプット【歴史】
- 記号の森
野村先生から使い方のアドバイス
さらに歴史を得意科目にしたい、得点源にしたい方は、
「プラチナアウトプット歴史」「記号の森」をプラスαで、使うことを
お勧めしています。(あるいは、難関校・人気校を現段階で目指している方)
▼ プラチナアウトプット歴史
すべての収録問題が実際に出題された入試問題の良問のみで構成されています。
しかも、バラバラの入試問題を単元ごとに整理していますので、使いやすさも抜群。
重要知識の土台はある程度出来上がっているのに、問題演習や模試、過去問になったとたんに点が取れなくなる。こんな子の成績を1ランク、2ランク上にするために誕生しました。
さらに、プチ講義CDも付いており、実際の入試問題のポイントや解答以外の部分で
より実践的なプラスアルファなども丁寧に解説しています。
▼ 記号の森
入試問題から選びに選び抜かれた記号問題100問を使って、記号問題を解くための
テクニックや、答えを導くまでのプロセスを学べるための唯一の教材です。
社会の記号問題を収録した問題集は市販に山ほどあったとしても、記号問題を解く
テクニック、答えを導くまでのプロセスを学ぶための教材は1冊も存在しません。
付属の解説講義CD3枚は、単に答え合わせ、解説だけではなく、
問題を解く上での解き方の過程(記号の絞り込み方)を徹底的に解説しています。
さらに、この問題を解く上で最低限必要な知識は何か、
どこまでの知識が必要なのかも講義していますので、地理・歴史・公民の
抜け落ちた知識や弱点がある場合もすぐに分かります。
●上記掲載教材を、より詳しく知りたい方は各教材ページへ
プラチナアウトプット | 記号の森 |
この2つの教材を応用編の入り口として使えば、社会の歴史に関しては、
偏差値65以上のレベルまでの知識の土台が出来上がります。
(ここまでを完璧にこなせるようになれば、歴史は、90%くらいの仕上がりです)
残りの10%は、記号問題以外にも、資料問題・正誤問題・記述問題などの色々な
タイプの問題演習を行い、覚えた知識を引き出す訓練をしていきましょう。
(市販の問題集で自分が使いやすいものを選び、問題を解いてみるのもOKです)
さらに、実際に模試を受けて、知識の定着度を確認することも大切です。
※難関校を志望していて、その中学で記述問題が出題されることが確実なお子様は、
スタディアップ教材の「記述の戦場」を使って、記述の練習を早めからしておくと、
ライバルにさらに差をつけることが出来ます。
なお、5年生の方で、安定して地理・歴史の偏差値が60以上の生徒は、一足先に公民に入ってもOKです。
その場合は、【 小学6年生 公民編 】のページヘお進み下さい。
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