四谷大塚の評判・口コミ、月謝(授業料)や実績を徹底解説

四谷大塚の評判・口コミ

中学受験において合否を決める重要な要素の一つが塾選びです。たくさんある学習塾はどこでも中学受験に必要な知識を習得することができるものの、学ぶ過程や授業スタイルなど細かな部分にはそれぞれの特徴があります。具体的にどのような点が異なるのかを事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

もちろん、通い始めてみないと子供に合うかどうかや授業内容が難しいなどの細かい部分は理解できないこともあります。しかし、塾というのは何度もコロコロと変わることができません。変わること自体はできますが、変わることで授業の遅れが出てしまい、受験勉強に支障をきたすことになります。そこで入塾前にしっかりと塾の情報を確認し、子供に合った塾選びをすることが必要なのです。

今回はたくさんある塾の中でも『四谷大塚』について、どのような塾なのか、仕組みや授業料、口コミ、といった情報をもとに紹介をしていきます。これから塾選びをする際の参考にしてみてください。

目次

四谷大塚はどのような中学受験塾か

そもそも四谷大塚はどのような中学受験塾なのでしょうか。塾の歴史から塾の特徴を紹介していきます。

中学受験塾 最大手の一つ

中学受験では全国的に有名な塾がいくつかありますが、四谷大塚は最大手の一つとされています。現在の中学受験の学習システムを作った塾とされており、四谷大塚が制作している「予習シリーズ」は多くの生徒が利用している教材です。予習シリーズをもとに授業を行っているという塾もありますし、予習シリーズに準拠したカリキュラムで指導をしているという塾も多くあります。

もともと発足当時は中学受験だけを専門に扱う塾として運営していましたが、現在は「東進ハイスクール」の運営会社であるナガセの一部門です。中学受験だけでなく、幼児向けの英語指導や小学校低学年向けの中学受験準備講座も行っていますし、東進のノウハウを生かしたオンラインでの指導も開始しています。

指導カリキュラム

先に述べた通り、四谷大塚では「予習シリーズ」という教材を用いて指導が行われます。授業を受けた後、生徒たちは問題を解き、その内容の理解度を確認するための週テストの受験が必修です。前の週の内容を理解することができているかの確認を行うとともに、毎週の学習内容を確実に身につけてスモールステップを踏んでいくことで成績向上を目指します。毎週のテストがあることで、子どもたちだけでなく保護者も理解度の確認ができ、空き時間に取り組むべき課題が把握しやすいです。

手厚い受験サポート

四谷大塚が実施している「合不合模試」は四谷大塚の熟成だけでなく、幅広い学習塾の生徒が受験をしています。その受験生の合否情報についても追跡調査を行っているため、合否判定の精度が高いです。この情報力をもとに、日本最大級の中学入試報告会を入試終了直後から実施し、受験生の動向や入試のトレンド分析についてオリジナルの資料を基に実施しています。

さらに、塾生に向けて四谷大塚が主催する学校説明会を実施して実際の授業の様子や学校の施設の見学ができる機会を設けていたり、個人面談でクラスの担任や各教科の担任から子どもの成績状況の報告や学力アップのためのアドバイスを実施する個人面談を行ったり、とサポート体制は手厚いとも聞きます。進路相談や保護者会の機会が設けられるので、保護者も子どもたちの状況を把握したり、家庭学習のサポートをしたりしやすく、なおかつ効率的に進めることができると言われています。

四谷大塚のコース設定

四谷大塚では具体的にどのような指導が行われるのでしょう。学年ごとのコース設定をもとに紹介します。

低学年指導

小学校1年生から3年生まではリトルコースとして低学年向けの指導を行っています。このコースの最も大きな特徴は点数による客観的な評価を行わないことです。学習に取り組む姿勢を評価することを大切にしているため、添削の際に間違えた問題にもバツを付けることがありません。

低学年のうちに勉強に対して前向きな姿勢を身につけること、正しい学習方法を身につけることを目標としているため、少人数制の指導を徹底しています。各クラス10名から15名としているので、授業でも細かいところまで確認してもらえるので初めて塾に通う場合も安心です。

高学年指導

小学校4年生以降の高学年指導では、中学受験に向けての本格的な勉強が始まります。カリキュラム上は小学校4年生とされていますが、実際には中学受験が行われるのが2月なのに合わせて小学校3年生の2月から小学校4年生としての勉強が始まる点に注意しましょう。

塾での授業は

  • 予習シリーズを用いた授業
  • 毎週のテストでの定着度の測定
  • 学力別のクラス編成

というのが四谷大塚の特徴です。

予習シリーズを用いて授業した内容のテストを毎週行うだけでなく、5週に1度そこまでの内容をまとめた「組分けテスト」というまとめテストが行われます。この組分けテストによって次の5週間授業を受けるクラスが決まるのです。クラスはS・C・B・Aという4クラス設定でSが最もレベルが高いクラスとなっています。

四谷大塚の月謝はどのくらいか

中学受験塾を選ぶにあたって毎月の月謝は確認すべきポイントの一つです。通うことになると毎月どのくらいの月謝を支払うことになるのでしょうか。

入塾にあたってかかる費用

四谷大塚では入塾にあたって入塾金の22,000円(税込み)が必要です。ただし、兄弟姉妹で同時に入塾したり、再入塾したりという場合にはかかりません。維持費や施設使用料などの費用の支払いも設定がされていないようです。

授業料

授業料については受講するコースによって変わります。小学校4年生以降の中学受験のコースにおいては、2教科と4教科どちらかのコースの選択が必要です。また、授業を受けずに週テストだけを受験する週テストコースの設定もあり、こちらも2教科と4教科の選択ができます。

授業料としては、小学校4年が2科目で33,000円、4科目で36,300円、小学校5年生は2科目で38,500円、4科目で45,100円となっており、相場と同等か少し高い金額設定です。小学校6年生は8月までと9月以降で授業料が変わります。8月までは2科目で48,950円、4科目で57,700円、9月からが2科目で62,150円、4科目で79,750円です。この金額以外にも教材費や志望校判定模試、合不合テストといったテストの費用の支払いも必要になります。

教材費

小学校1年生から3年生までの授業では、教材費は毎月の授業料に含まれています。そのため教材費は発生しません。小学校4年生から6年生は半年に1度教材費がかかります。この教材は必修教材となっているため、すべての購入が必要です。学年やコースによって異なりますが、だいたい16,000円から20,000円ほどかかります。

季節講習

四谷大塚では、春・夏・冬に行われる講習は必修参加です。授業内容の確認を行ったり、次の予習を行ったりするため欠席すると授業についていけなくなることも少なくありません。講習のスケジュールは早めに出るので、旅行や帰省の予定は講習の予定を確認しながら立てるようにしましょう。

季節の講習については、時期によって授業時間や日数が異なります。休みの期間が長くなる夏休みは授業日数も時間も長いです。小学校低学年の間の夏期講習は2万円台ですが、3年生以降になると4万円台、5年生で6万円台、6年生で10万円台とかなり高額になってきます。

四谷大塚の模試(合不合判定テストとは)

合不合判定テストとは、四谷大塚主催の小学6年生を対象とした、4・7・9・10・11・12月に実施する全6回の試験です。下記のページでは、その最新情報をまとめてありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

四谷大塚の評判や口コミはどのようなものか

塾選びをする際、実際に通っている人の評価や口コミというのはとても気になるものです。四谷大塚に通っている子の保護者はどのように感じているのでしょう。

料金

一般的に中学受験はお金がかかるものというイメージもありますが、四谷大塚はほかの塾に比べると高いという印象を持たれがちです。教材の種類が多いこと、毎週テストがあることでテスト費がほかの塾よりもかかることが理由として考えられます。

しかし、保護者によっては、毎週テストをしてもらえることで子どもたちがコンスタントに勉強するようになったり、テスト勉強をすることで理解度が高まったりしたというポジティブな意見もあります。そのような保護者からは「コストパフォーマンスが高い」「授業料は高めだが納得できる」という意見もあるようです。

カリキュラムや指導内容について

中学受験の内容は、小学校の授業内容に準拠しているとはいえ内容がかなり難しくなっています。そのため、一度授業を受けただけでは完全に理解することができません。四谷大塚の場合には、週末にテストを実施して確認をしたり、家庭学習で反復学習ができる教材を用意していたりすることで、学習内容の定着率が高いと評判です。クラス分けがされることで、レベルにあった指導が受けられるという点でも評価をされています。

ただし、中には大人数での指導となるために面倒見がよくない、丁寧に見てもらえていない、宿題の管理がきちんとされていないといった声もあります。教室によっては上位クラスは実績を出すためにも手厚いが、下位クラスには優秀な先生がつかない、指導が雑、と感じる保護者もいるようです。教室によっても差が出る部分なので、実際に見学して通う予定の教室がどのような雰囲気であるかを確認することは必須といえるでしょう。

合格実績

四谷大塚では御三家をはじめ、多くの難関校での合格者を輩出しています。難関校の合格実績は決して悪くなく、新御三家や早慶、共学の難関校や大学付属に対しても結果が出せているといえるでしょう。

御三家などの学校については各学校の合否判定模試も実施されています。学校別の対策授業も実施していますが、すべての校舎で授業を開催しているわけではありません。学校の最寄り校舎でのみの授業であり、受講には成績基準もあります。

どのような子に四谷大塚はあっているのか

では、具体的にどのような子に四谷大塚はあっているといえるのでしょう。3つのタイプを紹介します。

自分で進んで勉強することができる

四谷大塚では毎週の授業を受けた後、家庭学習で宿題と週テストの勉強をして、週テストの後に解き直しをするというルーティンが決められています。そのため、自分で毎週のルーティンを計画立てて進めることができる子にはとてもあっている塾です。自分で宿題ができる子であれば、やることが決まっていて授業日までにどれをどこまで終わらせればよいかの管理ができるので、保護者が「宿題下の?」と口出しをしなくても、自分で進めることができます。

自分から質問ができる

四谷大塚はオリジナル教材も内容がまとまっていて、教材の質がとても高いです。中学受験に必要な知識は網羅しているといえます。内容はとても素晴らしいですが、中学受験の内容がすべて盛り込まれているため難易度はかなり高いです。そのため、予習シリーズを解いていても、わからない問題が出てくるということも少なくありません。

子供たちがわからない問題が出てきたときに、塾の先生に質問できるタイプであれば、きちんと質問をして理解をすることができるので特に心配することはないですが、質問できないタイプの子だとどんどんとわからない問題が増えていく可能性が高いです。授業を受けるクラスも30人ほどいます。大人数の中での授業でもあるので、内気な子だと質問ができなくてわからないことが山積みになってどんどん遅れを取る可能性があるので、保護者がサポートしたり、塾の先生に質問するように声を掛けたりすることが必要になります。

勉強するのが好きなタイプ、好奇心旺盛なタイプ

豊富に教材があり、内容も基礎から発展内容まで盛り込まれているテキストで学習を進めるため、勉強が好きな子にとっては塾に通うこと、テキストを解くことがとても楽しいと思えるでしょう。

授業でも学校ではまだ習っていないことをどんどんと進めていくので、とても楽しいと思えますし、できるようになりたい、身につけたいと宿題も積極的に取り組むことができます。内容が難しくても、興味関心をもって取り組むことができればどんどんと吸収することができるので、成績も伸びやすいです。

学習習慣が身についていないと通塾は大変

四谷大塚に向いている子がどのようなタイプか、というのに対し、四谷大塚での勉強が大変なタイプとしては、学習習慣が身についていないというのが挙げられます。これは、ほかの塾でもいえることですが、家庭学習でやるべきことがほかの塾に比べて多い四谷大塚ではより一層いえることです。さらに、集団授業の人数も多く、宿題は「やって当たり前」の前提で進む塾であるという点でも、学習習慣が身についていないと、授業についていけなくなる悪循環に陥ってしまいます。

宿題も量が多いので、集中力が身についていて、決まった時間机に向かうことができない子だとこなすことができないでしょう。保護者が横についてやるべきことを指示したり、隣で様子を見たりすることができないと、なかなかこなしていくことができません。保護者にもそれだけの余裕があれば、四谷大塚に通って成果を出すことができますが、今は共働き世帯も多いですし、子供が大きくなってくると反抗期もありなかなか一緒に勉強することは難しいです。四谷大塚に通って中学受験をしたいと考えている場合には、できるだけ早い段階から受験に向けた基礎学力や学習姿勢を身につけさせておくことが必須といえます。

四谷大塚の塾生に大人気のスタディアップの教材

四谷大塚では、家庭学習教材で知識を身につけるための反復練習が家庭でもしっかりと取れるように教材が作られています。しかし、大人数での授業であるため、どうしても授業内容がすべて理解できずに終わってしまったり、休んでしまったりすると授業についていけなかったりすることも出てきます。そのようなときのサポート教材として、スタディアップの教材が人気です。

スタディアップの「コンプリートマスター」はCD教材で、地理・歴史・公民の授業内容がコンパクトにまとめられています。CDなので授業を聞くような形で勉強することができ、内容も理解しやすくなっています。

復習のためのテキスト課題もあるので、短時間で休んだ部分の内容を確認したり、難しくて理解ができなかった部分の授業を聴いたりして知識の整理ができるようになっています。ほかにも様々なタイプの教材があり、四谷大塚に通う前に準備教材として、社会の公式でもある重要知識の土台となる都道府県や白地図を覚えたりできる「白地図ピース」もおすすめです。

まとめ

今回は中学受験のための塾として、四谷大塚がどのような塾であるのかを紹介しました。教材も自前で、授業の内容をしっかりと家庭学習で定着させられる仕組みが作られているので、家庭学習が本当にきちんとできる子であれば成績を伸ばすことができるでしょう。逆に、学習習慣がない子や集中力のない子だとやることが多いことや大人数での集団授業から授業内容についていけないことがあるので注意が必要です。

四谷大塚に通っている子たちの中で、授業内容でわからなかったところを確認したり、休んだ時のフォローをしたりということでスタディアップの教材が人気です。社会に苦手意識がある人や、授業が難しくて理解ができていないところがある人はぜひ取り入れてみてください。

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