地理が苦手、地理を得意にしたい
このページにお越しいただいた方は、現時点で地理に不安がある方がほとんどだと思います。
ズバリ言わせてもらいますが、地理が苦手なお子様は、
社会で入試に失敗する可能性が非常に高くなってしまいます。
このページでは、
- 絶対に地理を苦手にしてはいけない理由
- スタディアップ教材で地理を効率良く学習する方法
- 地理が苦手かどうか簡単にチェックする方法
の3つをお話していきます。
絶対に地理を苦手にしてはいけない理由
結論から言います。
中学受験の最初に学習する地理分野の中には、
社会を学習していく上で、最優先に固めていただきたい、
算数の公式ならぬ「社会の公式」というものが存在するからです。
そして、その社会の公式は、4年生から6年生までに共通する内容になっており、
算数で言えば四則計算、国語でいえば漢字のようなものです。
これが社会の公式になります。何よりも先に最優先に行うこととして、
白地図と都道府県とを覚えるところからはじめなければいけません。
中学受験における、都道府県と白地図に関して、
なにを覚えなければいけないのかを具体的に説明していきます。
白地図 必須6大事項
- 山地/山脈/山/火山
- 平野
- 川/湖
- 盆地/台地
- 半島/岬
- 湾/海峡
※地図上で「この山脈は何山脈ですか?」「この川は何川ですか?」などの問題に対して
回答できるようにするレベルが入試では求められます。
都道府県 必須3大事項
- 地図のどの部分が何県にあたるか?
- 各都道府県の県庁所在地名
(※特に、神奈川県/横浜市のように都道府県名と県庁所在地名が違う場合は念入りに) - 各都道府県の形
※都道府県の形とは、47都道府県がばらばらに抜き出されても、
形を見ただけで都道府県名が分かるようにしておくことです。
これが、社会の公式の全てになります。
小学2年生・小学3年生・4年生の社会を学習する始めの段階、
もしくは、小学5年生・6年生の途中から社会を学習する段階も含め、どんな段階でも
●白地図 必須6大事項
●都道府県 必須3大事項
が身についているのと身についていないのとでは、社会の成績の伸びが全く違ってくるのです。
そして、地理が苦手になるお子様は、この白地図の部分でつまずいて、
苦手意識を持ってしまう子が本当に多いのです。
それをそのまま放っておけば、歴史・公民も同じように苦手意識を持ってしまいかねません。
そうならないように、地理の苦手な子は、最初に「白地図」がしっかりと頭に入れるようにしましょう。
そして、白地図を完璧にしたら、次は、本格的な地理の勉強に入っていきます。
一般的に、地理分野で学ぶ単元は、次のようなものになります。
地理の単元一覧表
日本列島 / 海岸線・湾・半島 / 山地と火山 / 川・湖 / 平野・盆地・台地 / 気候・災害 / 日本の気候 / 人口 / 都市と都道府県 / 農業 / 畑作 / 野菜 / くだもの / 畜産 / 農業生産技術 / 干拓地・用水 / 水産業 / 重化学工業 / 軽工業 / 三大工業地帯と北九州工業地帯 / 工業地域 / 伝統工業 / 公害・文化財 / 運輸・通信 / 森林・水資源 / 地下資源・エネルギー資源 / 貿易 / 九州地方 / 中国・四国地方 / 近畿地方 / 中部地方 / 関東地方 / 東北地方 /北海道
これを1つずつ学習していく流れになります。
正直な話、最初の白地図の部分さえスムーズに突破できれば、
地理を断然得意分野にしやすくなりますので、地理を学習する時は、
まず白地図部分を頑張って取り組みましょう。
地理をマスターするには、スタディアップ教材のどれを使えばいいの?
教材名
- 白地図ピース
- コンプリートマスター【地理】
- プラチナインプット
- フラッシュカード【地理】
野村先生から使い方のアドバイス
地理が苦手、あるいは得意にしたいという方に人気の組み合わせです。
「白地図ピース」で社会の公式を身につける
「コンプリートマスター地理」で本格的な授業を受ける
一問一答形式の重要キーワードの暗記テキストである
「プラチナインプット」で本当に重要なキーワードを覚える
※スキマ時間や移動時間に、「フラッシュカード地理」をパラパラめくって、
知識をさらに定着させる
ここまでを丁寧に行えば、塾に通う以上の内容を家庭学習で身につけることができます。
●上記掲載教材を、より詳しく知りたい方は各教材ページへ
白地図ピース | コンプリートマスター | プラチナインプット | フラッシュカード |
上記掲載教材の組み合わせで、そのままお申し込みになりたい方へ
さらに地理を得意科目にしたい、得点源にしたい方は・・・
教材名
- プラチナアウトプット【地理】
- 記号の森
野村先生から使い方のアドバイス
さらに地理を得意科目にしたい、得点源にしたい方は、
「プラチナアウトプット地理」「記号の森」をプラスαで、
使うことをお勧めしています。(あるいは、難関校・人気校を現段階で目指している方)
▼ プラチナアウトプット地理
すべての収録問題が実際に出題された入試問題の良問のみで構成されています。
しかも、バラバラの入試問題を単元ごとに整理していますので、使いやすさも抜群。
重要知識の土台はある程度出来上がっているのに、
問題演習や模試、過去問になったとたんに点が取れなくなる。
こんな子の成績を1ランク、2ランク上にするために誕生しました。
さらに、プチ講義CDも付いており、実際の入試問題のポイントや解答以外の部分で
より実践的なプラスアルファなども丁寧に解説しています。
▼ 記号の森
入試問題から選びに選び抜かれた記号問題100問を使って、記号問題を解くための
テクニックや、答えを導くまでのプロセスを学べるための唯一の教材です。
社会の記号問題を収録した問題集は市販に山ほどあったとしても、記号問題を解く
テクニック、答えを導くまでのプロセスを学ぶための教材は1冊も存在しません。
付属の解説講義CD3枚は、単に答え合わせ、解説だけではなく、
問題を解く上での解き方の過程(記号の絞り込み方)を徹底的に解説しています。
さらに、この問題を解く上で最低限必要な知識は何か、
どこまでの知識が必要なのかも講義していますので、地理・歴史・公民の
抜け落ちた知識や弱点がある場合もすぐに分かります。
●上記掲載教材を、より詳しく知りたい方は各教材ページへ
プラチナアウトプット | 記号の森 |
この2つの教材を応用編の入り口として使えば、社会の地理に関しては、
偏差値65以上のレベルまでの知識の土台が出来上がります。
(ここまでを完璧にこなせるようになれば、地理は、90%くらいの仕上がりです)
残りの10%は、記号問題以外にも、資料問題・正誤問題・記述問題などの色々な
タイプの問題演習を行い、覚えた知識を引き出す訓練をしていきましょう。
(市販の問題集で自分が使いやすいものを選び、問題を解いてみるのもOKです)
さらに、実際に模試を受けて、知識の定着度を確認することも大切です。
※難関校を志望していて、その中学で記述問題が出題されることが確実なお子様は、
スタディアップ教材の「記述の戦場」を使って、記述の練習を早めからしておくと、
ライバルにさらに差をつけることが出来ます。
地理が苦手かどうか簡単にチェックする方法があります

スタディアップ代表 野村恵祐の著書
『中学受験 第一志望に合格したいなら“社会”の後回しは危険です』
(ダイヤモンド社)
巻末の特別付録【P165~184】には、
「社会の公式チェックシート」が付いています。
こちらは、全部で242問の問題形式になっていますので、拡大コピーしてお子様にやらせてみれば、
地理の土台が出来ているかすぐにチェック出来ます。
すでに地理を学習済みの方は、絶対に満点を取れないといけないような超本的な内容になっています。
もしも正答率が8割未満の場合はかなり危険です。大至急、地理の勉強に力を入れましょう。
※本をお持ちでない方で、お子様の地理の状況を今すぐチェックしたい方は、

また、弊社では、上記で紹介したように
効率良く地理が学習できる教材を多数取り揃えていますので、是非そちらもご活用下さい。
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