中学受験で全落ちしないためにはどうすればいい?対策を紹介

少子化の影響で子どもの数は減っていますが、中学受験を希望する家庭は減るどころか増加傾向にあります。公立一貫校ができたこともあり、首都圏のみならず全国的に、今度も受験志望者は現状維持の見込みです。

受験生の数が横ばい、増加という状況が続くため、中学受験の難易度も維持されることが予想されます。受験勉強をしても志望校に合格できないということも考えられるため、併願対策はとても重要です。

中学受験をする際に最も気を付けたいものに「全落ち」があります。すべての学校に不合格だったということであり、これは必ず避けたいものです。ここでは、なぜ全落ちを避けたほうが良いのか、そして避けるためにはどのような対策が望ましいのかを紹介していきます。

目次

なぜ中学受験で全落ちは避けたほうがよい?知っておくべき2つの理由

私立中学や公立一貫校に不合格になったとしても、公立中学校に行くことができるから全落ちしたって問題ないのではないかと思われる人もいます。しかし、中学受験においては全落ちというのは必ず避けたほうが良いものなのです。

子どもが自信をなくす

中学受験での不合格が人生初の挫折となる子も少なくありません。すべての学校に不合格になるのと一つでも合格になるのとでは、子どもたちの気持ちも全く違うものです。すべての学校に不合格になった、という状態は子どもにとって「自分は勉強ができない」とか「頑張っても無駄だ」といったネガティブな感情につながります。それに対して、1校でも合格していれば、その学校に通わなかったとしても「合格した」ということで受験に対してポジティブな感情を残すことができるのです。

自分から周りに言わなかったとしても、中学受験をしたら周りに受験をしたということが伝わっていきます。そのため、公立中学に進学することになったときに、周りから「中学受験で不合格だったんだ」と思われてしまうことで、中学に行きにくさを感じる子も少なくありません。もしも合格した学校がありながらも公立中学を選んでいれば、周りからの視線も気になりにくくなりますし、自分から「合格したけれど行かなかった」ということを言うことができます。同じ公立中学に行くにしても、子どもにとって「選択肢がある」というのは受け止め方が全く異なるのです。

高校受験に向けての切り替えができない

中学受験で不合格になったというのは何か原因があるはずです。その原因を突き止め理解することができれば、高校受験では同じことを繰り返さず、リベンジをすることができます。しかし、中学受験に全落ちの状態になると、なかなか次への気持ちの切り替えが難しく、高校受験の勉強を始めるのも遅くなる傾向があります。

スタートダッシュをかけて取り組めたとしても、中学受験の失敗がトラウマとなってしまったり、また落ちるかもと気持ちが続かなかったりする子も多いです。子どもたちが「中学受験は終わり。今度は高校受験」というように、高校受験だけを見据えて動けるようになるかどうか、というのも中学受験で合格が1つでもあるかどうかの違いが大きく影響します。

中学受験で全落ちを避けるための4つの方法

全落ちをしないために取り組むべきことが4つあります。どれもとても重要なものなので、必ずチェックをしておきましょう。

併願校を決める

中学受験の際、1校だけしか受験をしない、難関校しか受験をしない、といった選択を希望する家庭もあります。一生に一度の中学受験なので、受験したい学校を受けるということは問題ありません。親子ともに生きたいと思う学校があるなら、必ず挑戦をすべきです。

しかし、1校だけの受験というのは合格圏内の学校であったとしても避けたほうが良いでしょう。子どもたちにとっても1校だけの勝負となると不安が大きいです。そこで、第一志望の学校の前におためし受験を入れたり、第一志望の学校よりも合格が近いと考えられる併願校を受験したりといった併願戦略を練るようにしましょう。理想としては併願校も複数用意しておくことが望ましいとされています。

成績に見合った志望校を選ぶ

先に述べた通り、一度の中学受験なので死亡する学校を受験すること自体は悪いことではありません。しかし、合格が難しいというデータが出ている状況では過去問対策などを進めても合格できる可能性は低いです。そこで、成績と志望校の偏差値との乖離があまりにも大きいときにはいくつかの選択肢の中から全落ちを避ける方法を考えるようにしましょう。

第一志望を合格圏内の学校に変えるというのは、塾でも提案される方法です。納得のできる他の私学が見つかるようなら、志望校を変えることは決して悪い選択ではないでしょう。しかし、どうしても第一志望は譲れないという場合には、合格圏内で併願校をいくつか用意するという方法もあります。第一志望への気持ちや成績動向といったものから総合的な判断をして、併願校を含む志望校を決めていくようにしましょう。

塾の先生のアドバイスは必ず参考にする

親は子供の希望はかなえたいと思うものですし、受験勉強を頑張る姿を見ていると応援の気持ちが強くなって客観的判断ができなくなるものです。成績的に第一志望への合格が厳しそうという状況でも、受験勉強を黙々と進める姿を見ていると「もしかしたら合格するかもしれない」という気持ちが出てくることもあるし、諦めきれないと思うこともあるでしょう。

そこで、第三者の意見として塾の先生の意見は必ず耳を傾けることが大切です。たくさんの生徒を見てきた経験から、成績表の状況だけでなく今後の伸びを予測したり、入試問題との相性を見たり、といった形で総合的に志望校への合格の可能性をみてもらえます。また、子どものタイプや成績から併願校としておすすめの学校を提案してもらえることもあります。

塾の先生の意見をすべて聞かなければならない、というものではないですが、参考にできる情報が多く得られるので必ずアドバイスはもらい、家庭で話し合いをするようにしましょう。

最悪を想定した準備をしておく

中学受験というのは直前まで何が起こるかわかりません。一生懸命努力をして成績を上げて合格圏内に入れたとしても、直前で体調を崩してしまい本領発揮ができない、という可能性もゼロではないです。思っていた以上に緊張をしてなかなか実力が発揮できないということもあります。そこで、受験をする際には、最悪の事態が起きた時のための行動までシミュレーションをしておきましょう。

特に首都圏入試の際には、毎日のように入試が続きます。2日の午後まで合格が出ない状況になった場合には、3日の午前か午後で確実に合格できる学校を一つ抑えることが望ましいです。このように思うような結果が出ない状況になったときに、一度リセットするために合格できそうな学校で、なおかつ当日出願が可能な学校を調べておくようにしましょう。

できれば、こういった最悪の状況になって受験することになる学校も、事前に足を運んでいて「通うことになってもいいかな」と思える学校を選ぶことが望ましいです。自分たちで偏差値表をもとに調べて見つけるのでもよいですし、塾の先生に相談をして妥当な学校をピックアップしてもらうのでもよいでしょう。

中学受験で全落ちしないためには社会を固めよう!社会の成績を最速で伸ばすならスタディアップ教材

中学受験で全落ちを避けるためには、志望校戦略を練るのはもちろんですが、学力をつけておくことも大切です。学力がつけば、志望校の選択肢も広くなります。受験科目の中でも社会は努力をすれば必ず結果につながる科目です。スタディアップの教材は覚えるべき内容がコンパクトにまとまっていて塾の授業と並行しても進めることができます。中でも取り組むべき2つの教材を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

コンプリートマスター

スタディアップの教材で最も人気があり、どの学年の受験生にも使える教材です。効率よく社会の暗記事項を身につけられるようにテキストとCD教材がセットになっています。理解ができなかった部分をCDで繰り返し聴くことで覚えるべき内容を整理して頭に入れることができます。

授業内容の整理はもちろんですが、遅れて受験勉強を始めたときのカリキュラムギャップを埋めるために活用したり、授業を休んだ日のフォロー教材として活用したりということができる点でも人気です。塾に通い始める前に中学受験内容の社会を一通り予習しておくのもよいでしょう。

プラチナインプット

プラチナインプットは、コンプリートマスターで学んだ内容を定着させるための一問一答形式の問題集です。知識の土台作りとして役立ちます。毎年改定される問題集は、中学受験の入試問題をすべて解いて頻出問題を厳選して作成されています。そのためトレンドにあった内容となっており、得点力アップにとても効果的です。

テキストは一問一答形式で問題を解くのはもちろんですが、CD教材が付属となっていて問題の解説や間違えやすいポイントまでチェックすることができます。コンパクトサイズの問題集なので、試験会場での見直しや、すき間時間での勉強にも使いやすいです。

まとめ

今回は中学受験で全落ちが良くないとされている理由と、全落ちを避けるための対策を紹介しました。子どもたちが高校受験に気持ちを切り替えていくためにも、自信を失わないためにも、一校でも合格を勝ち取っておくことはとても重要なことです。合格できる学校を候補に入れた併願戦略を練るようにしましょう。

また、全落ちを避けるためには学力をつけておくことも重要です。社会は早いうちから対策をして確実に結果につなげることができます。社会の成績で悩んだり、周りと差をつけたいと思ったりした場合にはスタディアップの教材を取り入れることがおすすめです。

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