中学受験 やる気が出ない子がやる気を取り戻す!効果的な対策法

中学受験 やる気が出ない子がやる気を取り戻す!

中学受験において子どもの勉強のやる気がないという声は多々聞きます。子どもが勉強のやる気を出してくれるにはどうしたらいいのかわからない方が多いと思います。しかし、子どものやる気が出ないのは何もおかしなことではないのです。中学受験生と言ってもまだ小学生の子どもです。

本当のところは、勉強よりも友達と遊びたい年頃なのです。ですので、勉強のやる気が出ないことを深く考え過ぎないようにしてください。だからといっても志望校に合格するためには、日々勉強を頑張らなければいけませんし、やる気を少しでも引き出す必要があります。そこで今回は、やる気が出ない子がやる気を取り戻す効果的な対策法について解説します。

目次

中学受験でやる気にする秘訣!小さな目標を立ててクリアする

「志望校に合格する」と目標を立てても1年、2年先の中学入試本番まで時間がありすぎて子どもにはなかなか理解してもらえません。そのためなかなかやる気にならず勉強を後回しにしてしまいます。
そこで、まずは短期的な目標を立ててみましょう。

例えば、1週間以内に参考書の15ページから25ページまでの10ページ分をこなす、次の小テストで80点以上を目指す、国語の漢字を全て書けるようにする、といったように無理なくこなせる短期目標を立てると良いでしょう。短期目標を一つひとつクリアしていくことで、小さな成功体験が生まれます。成功体験があればあるほど自分にもできると自覚して、目標をクリアしていくことに喜びを感じるようになります。

そして、勉強に対する苦手意識がなくなり自分から目標を立てて勉強ができるようになっていくでしょう。この段階まで来たら長期的な目標にも目を向けて、長期目標を達成するための短期目標を子どもと一緒に考えていきましょう。

難易度の優しい問題から勉強を始める

勉強を始めるときに難しい問題からだと解くのに時間がかかったり、解けなかったりして嫌になってしまうことがあります。そのため、勉強を始める時は優しい問題から取り組むようにするといいでしょう。算数なら計算問題、国語なら漢字、理科、社会なら用語がおすすめです。

勉強時間を管理する

たくさんの宿題が目の前にあったらやる気がなくなってしまいます。これは子どもだけでなく大人でも一緒です。大人は少しづつ時間を区切って行うことができますが、子どもにはなかなか難しいです。ですので、勉強時間の管理をしてあげるといいでしょう。子どもの無理のない範囲で時間を区切ってあげてください。

例えば、10ページの宿題があったときに、一気にやるのではなくて「30分で4ページ進めよう、4ページ終わるか、30分経ったら10分休憩しよう」といったように時間を区切って短時間で取り組み集中できるようにしてあげましょう。そうすることで継続して勉強に取り組みやすくなります。

できそうだった問題を振り返る

模試やテストの結果を振り返るときに点数や偏差値、できなかった問題ばかりに注目していませんか。もちろんそれも大切なことですが、そればかりに注目していると子どもはやる気を無くしてしまいます。また「自分にはできないのか」と自信を無くしかねません。ですので、テストや模試を振り返る時にできそうだった問題を振り返って、あともう少しだったと感じてもらいましょう。

できそうだった問題ができた場合を考えると案外良い点数がとれていたことも多々あります。「ここの問題ができていたらプラス10点だったね」「惜しい、あともう少しで目標の点数だったね」と声をかけてあげてください。そうすることで、子ども自身が「あと少しの頑張りでこんなに点数が上がるんだ」と思ってくれるはずです。

努力した過程を褒める

子どもが良い点数を取った時に褒めることはあると思いますが、子どもの頑張っている姿、勉強している姿に目を向けて褒めたことはありますか。模試やテストの結果だけをみて、「もう少し勉強をしろ」といっていませんか。人は結果を褒められるよりも、結果までの過程を褒められた方が嬉しいものです。結果がどうであれ、頑張っていた様子や今までしてきたことを具体的に褒めてあげてください。

例えば、「あの時、計算問題を頑張っていたから今回の計算問題は間違いが少なかったね」「算数の点数は下がっちゃったけど、国語は頑張ってたから丸が多いね」「あの時眠かったけど頑張って塾に行った甲斐があったね」というように結果ではなく過程を褒めるようにしましょう。

常に疑問系で投げかける

子どもが勉強をしない時に「早く勉強しなさい」「遊ぶ前に宿題やりなさい」と言っていませんか。これでは逆効果です。「今からやろうと思っていたのにやる気がなくなった」「怒られたから余計にやる気が失せた」と思うのが普通です。

ではどのように言えばいいのかと言うと、疑問系で投げかけるのです。人は自分から言ったことはどうしても達成したいと思う生き物です。心理学的に言うと宣伝効果というものです。疑問系で投げかけて自分の言葉で宣言させるのです。

例えば、勉強をしなさいと言うのではなく、「何時から勉強をするの?」「何時ごろまでに宿題が終わる?」といったように疑問系で問いかけるのです。こうすることで命令形で言った時よりも、子どもは勉強してくれるはずです。これは勉強をして欲しい時だけでなく様々な場面で通用するので活用してみてください。

ポジティブな結果をイメージする

勉強をしない時によく「今勉強しないと志望校に合格できないよ」「今やらないと今日のおやつは抜きにするよ」といった「〇〇しないと△△になる」というような声かけをしていませんか。これでは、勉強に対してネガティブなイメージを植え付けてしまいます。ですので、ポジティブなイメージを持ってもらえるような声かけをすることが大切になってきます。

例えば、「今勉強したら、この後面白いテレビが見れるね」「もう少し落ち着いて計算すればもうちょっと点数が上がるかもね」といったように、ポジティブな結果になることを伝えましょう。ポジティブな言葉をかけることで前向きな姿勢で勉強に取り組むことができると思います。

映画を見たり、漫画を読んだりしてやる気を引き出す

映画や漫画をみて何故か猛烈にやる気が出たことはありませんか。野球漫画を見た時に自分も野球がやってみたくなったり、医療系のドラマを見た時に看護師や医者になりたいと強く思ったことがあると思います。人は何かに感化されてやる気が出るということが多々あります。これを利用して勉強のやる気を引き出すのです。

しかし、ただ映画や漫画を見るだけではダメです。受験に関連した物語を見ます。おすすめを3つほど、挙げておきます。

  • 下克上受験
  • ドラゴン桜

ここでは物語のあらすじは割愛しますが、どの物語も受験に関連したお話しです。親子でこういった物語をみて勉強に対するモチベーションを上げて行く方法も面白いかもしれません。

中学受験の社会の中でも、苦手な子が多い歴史分野ですが、先に歴史漫画を読んでおくことで授業内容を理解しやすくなりますし、暗記もしやすくなれば、ライバルに差をつけることができます。

子どもの欲しい文房具を買う

勉強をしたいと思わせるような文房具を一緒に買いにいくこともやる気を引き出す一つの方法です。文房具で子どもの気分は上がるものです。

学校の先生が使っているような赤ペンや周りの子が持っていないシャープペンシルを買ってあげることで勉強したい、あの文房具を使いたいと思ってくれるはずです。

中学受験の友達(ライバル)の多い環境に入れる

中学受験は、合格点を目指す自分一人だけの戦いではありません。その他大勢のライバル(中学受験友達)がいて、その中での順位争いもあり、合格する可能性をあげるためにも、一つでも上に行かなければなりません。もちろん同じ中学受験をする友達もライバルなのです。

中学受験では周りがあまり受験しない場合もあるため、なかなか中学受験の友達ができにくいこともあります。特に地方にお住まいの方は中学受験をする人はほとんどいないと思います。周りがしていないことに対して不安に思ったり、やる気が出ないのは当たり前のことです。これは大人でも一緒です。ですから、子供が中学受験しやすい環境を選んであげる事です。こういう所で親がしっかりと子供のサポートをしてあげましょう。

一番の理想は、全員が中学受験をする小学校に入学することですが、現実的ではありません。ですので、中学受験を考えているこども(中学受験の友達)が集まる中学受験塾に入れることをおすすめします。これが一番手っ取り早い方法です。

塾に行けば周りの友達は全員勉強をして志望校合格に向けて頑張っている、そんな環境にいると嫌でも勉強しなければいけないと思うはずです。このように学習環境自体を変えることはとても大切なことです。

親も一緒に勉強する

先程もお伝えしましたが、人は周りが一緒の方が安心します。ですので、親も一緒に勉強すると子どもは安心して勉強に取り組むことができるようになります。子どもは何故自分だけが勉強しなければ行けないのかと思っているかも知れません。

ですので、親も一緒に横で何かしらの勉強すると、子ども納得して勉強することができます。毎日じゃなくても大丈夫ですので、仕事がお休みの日や土日だけでもいいでので一緒に勉強する時間を作ってみてはいかがでしょうか。

実際の志望校を見に行く

子どもが受験する中学校に見に行くとモチベーションが高まります。勉強をしていてもなかなか入学した後の自分のイメージがつかないです。そこで志望校を見に行くことで行きたいと強く思ったり、自分がその中学校で生活しているイメージがつきやすくなると思います。

受験勉強の目的は志望校に合格することです。宿題を終わらせたり、授業を受けることが目標ではありません。子どもは何のために勉強をしているのか忘れたり、わからなかったりします。ですので、今一度目的を明確にするためにも志望校を見に行ったり、入試説明会に行くことをおすすめします。

まとめ

  • 小さな目標を立ててクリアする
  • 難易度の優しい問題から勉強を始める
  • 勉強時間を管理する
  • できそうだった問題を振り返る
  • 努力した過程を褒める
  • 常に疑問系で投げかける
  • ポジティブ結果をイメージする
  • 映画や漫画でやる気を引き出す
  • 子どもの欲しい文房具を買う
  • 受験生の多い環境に入れる
  • 親と一緒に勉強する
  • 実際の受験校を見に行く

いかがだったでしょうか。子どものやる気を引き出す方法はいくつもあり、関わり方の工夫次第でやる気を引き出すことができるとわかっていただけたかと思います。

今回ご紹介した方法は一度に全て試すのは難しので出来そうなものをピックアップして少しずつ試してみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。

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