中学受験 社会の間違いやすい漢字40選

中学受験 社会 間違いやすい漢字

中学受験の社会では、意外と難しい漢字が出てきます。入試の際、記述問題の場合には漢字指定がされることも多いです。せっかく語句を覚えても、漢字で書くことができなかったり、漢字を誤って覚えていたりすると点数につながりません。そのため日頃から社会の語句は漢字で正しく覚えるよう習慣づけておくことが大切です。

漢字を正しく覚える習慣を身につけるのとともに、中学受験でよく出る語句で漢字の間違えが多いものをチェックしておくようにしましょう。漢字の間違えが多いものは受験生の多くが間違えやすいものであるため、入試でもよく出題されます。そのため、覚えておくと周りと差をつけることができます。

今回は中学入試において間違えやすい社会で登場する漢字を紹介していきます。漢字が苦手な子、社会が苦手な子が確認をして点数アップを狙うのはもちろんですが、社会が得意な子も今一度確認をして確実に点数をとれるのを目指していきましょう。

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目次

中学受験でよく出る!間違えやすい漢字40選


では、早速中学受験の社会においてよく出る間違えやすい漢字を、地理、歴史、公民、それぞれの分野から紹介していきます。どれも入試問題でよく見かける言葉です。記述問題で出題されるものが多いので、どのような漢字であったか確認するとともに、どういう間違えが多いのかも明記しています。これから覚えなおす際の参考にしてみてください。

中学受験 社会の基礎!都道府県・県庁所在地で間違えやすい漢字10選

都道府県と県庁所在地はその多くが漢字です。中学受験の社会の基礎となるものであり、入試でもよく出題されます。社会の勉強の最初に学ぶものであるため、不慣れな状態で漢字練習や宿題に取り組むことで意外と間違えて覚えていることが多いです。間違えやすい漢字は出題されることも多いので、正しく覚えられているか確認をしてみましょう。以下の都道府県名、県庁所在地名は漢字の間違えが多いものです。

・札幌:札は「きへん」、幌は難しいので注意。
・埼玉:埼は「つちへん」「崎」と間違えやすいので注意。
・茨城:「いばらき」の「き」は城、木ではない。読み方にも注意。「いばらぎ」
・栃木:「栃」の字のつくりは間違えやすい漢字。「とちぎ」の「ぎ」は木、城ではない。
・群馬:「ぐん」は「群」、郡ではない。
・新潟:「潟」の字は間違えやすい漢字。つくりの上の部分は特に間違えやすいので要確認。
・岐阜:「ぎふ」の字はどちらも間違えやすいため頻出。
・鳥取:「取鳥」と逆に書いたり「鳥」が「島」になったりするのに注意。
・熊本:「熊」の字は部首がれっか。「態」や「能」と間違えやすいので注意。
・那覇:「覇」の字が複雑で間違えやすいので注意。

その他地理で間違えやすい漢字5選

地名もたくさんの間違えやすい漢字があります。どれも頻出のものなので正しく書けているか実際に書いて確認をしてみるようにしましょう。

・対馬海流:千島海流があるため「馬」を「島」と間違えやすい
・筑紫平野:「築」の字と間違えやすい。ほかにも筑後川も間違えやすいので注意。
・近郊農業:「郊」の字を「効」と間違えやすい。
・鹿島臨海工業地域:「島」を「嶋」と間違えやすい。「臨」も複雑で間違えやすい。
・安積疎水:「安積(あさか)」が難しく、読み間違えも多い。「疎」も複雑で間違えやすい。
・貿易摩擦:「擦」を「察」と間違えやすい。
・輸出(輸入):「輸」を「輪」と間違えやすい。

中学受験で間違えやすい歴史上の人物10選

人名も間違えやすいものが多くあります。漢字の間違えも目立ちますが、重要人物として多く出題される人たちでもあります。何をした人なのか確認しながら、漢字の確認をしてみましょう。

・井伊直弼:「井伊」を「伊井」と逆にしたり「弼」の字を間違えたりしやすい。
・本居宣長:読みと漢字が一致しにくく覚えにくい。特に「居」「宣」を忘れがち。
・福沢諭吉:「諭」を「輸」「論」と間違えやすい。
・板垣退助:「退」を「大」と間違えやすい。
・大隈重信:「隈」の字を書き間違えやすい。
・伊藤博文:「博」の上の点を忘れやすい。
・小村寿太郎:「郎」を「朗」と間違えやすい
・新渡戸稲造:「戸」を「部」や「辺」と間違えやすい
・犬養毅:「養」を「飼」、毅の字を間違えて覚えやすい
・東条英機:「機」を「樹」と間違えやすい

その他間違えやすい歴史事項7選

歴史の間違えやすい漢字が使われている言葉は、日常的に使っていないものが多く、覚えにくくもあります。どの時代のキーワードなのかもチェックしながら漢字を確認してみましょう。

・竪穴式住居:「竪」の字を「堅」と間違えやすい
・遣隋使:「遣」を「遺」と間違えやすい。「隋」も見慣れない漢字なので注意。
・菅原道真:「菅」の字を「管」と間違えやすい
・藤原頼通:「通」を「道」と間違えやすい。
・太政大臣:「太」を「大」と間違えやすい。読み間違えも多いので注意。
・寺子屋:「子」を「小」と間違えやすい。
・侍所:「侍」を「待」と間違えやすい。
・元禄時代:「禄」を「緑」と間違えやすい。
・親藩:「親」を「新」と間違えやすい。

間違えやすい公民の言葉8選

公民は漢字が難しい単語も多いですし、聞きなれない言葉も多いです。そのため音で判断すると漢字を間違えて覚える原因となります。言葉の意味も確認すると覚え間違えを防ぎやすくなります。

・弾劾裁判:「劾」を「刻」と間違えやすい。どの漢字も角数が多く覚えにくいので注意。
・議院内閣制:「院」を「員」と間違えやすい。
・紛争:「紛」を「粉」と間違えやすい。
・政令、条例:どちらとも「例」や「令」で書いたり、逆に書いたりしやすいので注意。
・大臣:「臣」は「巨」ではない。拒否権、など混乱しやすい漢字があるので注意。

中学受験で漢字を間違えやすい場合の対処法


子どもたちの中には漢字が苦手な子、なかなか正しく覚えられない子もいます。せっかく覚えても漢字が正しく書けなければ得点にならないですし、学校によってはひらがなで書いたら〇にはしてもらえません。そこで、漢字での失点が多い場合には以下の対策をおすすめします。

保護者がチェックする

漢字を覚え間違えることが多い子は自分で正しい漢字を書いたつもりでも、なかなか正しく書き写すことができません。そこで、宿題や定期的な見直しの機会を設けて、漢字を正しく覚えているか保護者がチェックするようにしましょう。

子どもたち自身で答え合わせをしても、ミスが多いこの場合にはミスを見落としがちです。手間はかかりますが、保護者がチェックすることで正しく書けているか確認し、間違えている場合にはどこを間違えているか伝えて正しく書く練習をさせていきましょう。その都度正しい漢字に書きなおすようにしていけば、少しずつ正しく書けるものを増やしていけます。

覚えられないものは目にする機会を増やす

何度練習しても間違える漢字、覚えられない漢字というのは誰にでもあります。そういったものは目にする機会を増やすだけでも覚えるようになります。そこで、書き出して壁に貼っておいたり、持ち歩いてお迎え待ちや塾の休憩時間といった空き時間に見返す習慣をつけておきましょう。

その際、漢字だけでなく関連用語や語句の説明も合わせて覚えられるよう、書き込みがちですが、これはあまり有効ではありません。漢字の間違えを正しくしたい、漢字を覚えさせたい場合には漢字に集中するべきです。間違えて覚えがちな複雑なものや画数の多いものは大きく書いておくと正しく覚えやすくなります。

スタディアップの教材は漢字のチェックにも効果的

中学受験 社会の参考書、問題集で漢字も含めて効率的に学習したいのであればスタディアップの教材がおすすめです。覚えるべき内容を簡潔にまとめたものや、記述対策、記号対策など特化型の問題集など様々なタイプの教材があります。

中でも人気のある解説教材の「コンプリートマスター」は講義CDの中で間違えやすい漢字についての紹介もしています。ただ、問題を解いて確認するだけでなく音声情報としても確認することができると、より一層頭に残りやすくなるのでぜひ取り入れてみましょう。

コンプリートマスターは、漢字の部分以外にも、中学受験社会の教材としても非常に効果的な教材になっています。塾で2年半かけて学ぶ社会の内容を13時間という短時間にまとめています。

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また、付属された専用のテキストも内容が凝縮されており、漢字の確認はもちろんのこと、入試によく出る内容を効率的に見返すことができる教材になっています。

まとめ

今回は中学受験の社会で出題される語句の中でも漢字を間違えやすいものを紹介しました。習った当初は正しく覚えていたはずなのに、似たような語句が出てきたり、色々なものを暗記することで混同したりして間違えて覚えてしまっているものが出てきたり、覚えたはずのものを忘れてしまったりということはよくあることです。定期的に漢字の見直しを行う機会を設け、正しく書けているか確認するようにしましょう。

漢字の復習は定期的に行うことが大切です。ミスが多い子の場合には保護者が正しく書けているかチェックするようにしたり、覚えにくいものは目にする機会を増やしたりといった工夫をすることで覚えやすくなります。また、スタディアップの教材の「コンプリートマスター」を活用すれば、講義CD内で間違えやすい漢字を取り上げており、なおかつ社会の重要事項の復習を行うことができ、効率的な社会の勉強ができますので、ぜひご検討ください。

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