首都圏模試 統一合判の最新情報まとめ(2022年日程・範囲・偏差値・平均点・過去問)

首都圏模試 統一合判の最新情報まとめ

2022年7月6日更新

今回は、「首都圏模試センター」による首都圏模試(統一合判)についてご紹介したいと思います。中学受験の中で有名な模試としては、この他にも「四谷大塚の合不合判定テスト」「日能研の全国公開模試」「サピックスのサピックスオープン」「希学園 公開模試」などがありますが、この首都圏模試と合不合判定テスト、全国公開模試の3つを合わせて「三大模試」と呼んだりもします。

中学受験を志す小学6年生のお子様にとっては、このどれかに受験するか、もしくは全てに一度は参加するお子様がいます。また、中学受験を考えていない児童の実力を測るために受験される場合も最近では多くなってきました。模試で自分自身の受験レベルの向上や学力レベルの判定を行うためには、各々の模試の特徴やテスト日程などをよく考えて、継続的に同じ模試を受け続けることの方が良いのではないかと思います。

これは、同じレベル、同じ様式のテストを受け続けることで、自分自身の学習レベルの伸長度合いを測定するためには大切なことです。しかし、一方では全ての模試に一度は参加し、どの試験でも優秀な成績を収めることを狙う頼もしいお子様もおられます。今回は、首都圏模試センターが実施する統一合判テストについて特集します。

目次

そもそも首都圏模試の統一合判とは何?

そもそも首都圏模試の統一合判とは何?

首都圏模試における統一合判は、首都圏模試センターが実施・運営する志望中学校に対して合否判断をするための模試になります。首都圏模試センターというネーミング通り、塾などの教育指導関係の組織ではなく、模擬試験の実施に特化した組織になります。つまり、模試実施のためだけの組織ということです。

そのため、各大手の塾から小規模塾まで所属する児童に対して、この首都圏模試の統一合判をはじめとした各模試を勧誘しやすくなっています。大手では、市進学院、栄光ゼミナール等に通う児童の受験者数が特に最近多くなってきています。そのため、受験者数が多く、受験中学校の学力レベルでは中堅クラスの中学校を志望する中学受験生が多くなっていると言われています。

このことから、トップクラスの人気中学、難関中学を狙うお子様たちよりも、中堅クラスの中学受験を目指すお子様たちの層が厚くなっていると考えられます。そのため、その中間レベルの中学校を受験する子供たちにとっては、その試験結果の分析などに信頼性が高いとも言われます。ちなみに、受験者数の単純比較では、四谷大塚の合不合判定テストが最も多く、次いでこの首都圏模試センターによる統一合判、日能研の全国公開模試が続くことになっています。既にご存知のように偏差値は母数が多ければ多いほど信頼性の高い数値が出てくることになりますので、この首都圏模試も同様に信頼性があると評価されています。

つまり、この首都圏模試センターによると統一合判テストの大きな特徴の一つとして、中堅レベルの中学校を志望する受験生が多くなっていることが挙げられます。同じレベルの中堅校を受験という目標設定をしている受験生たちとの相対評価が多人数で行われることで、受験本番と同じような試験結果になりやすく非常に参考になると評判も高くなっている模試と言えます。

そのため、灘中学や開成中学などの最難関中学を受けるにはレベル的に程遠いけれど、偏差値が中位の私学を狙う受験生たちにとっては人気の模試です。また、受験は考えていないけれど、中学校に進むにあたって小学校学習の総括としてご父兄の強い示唆で受験されるお子様の数も多いと言われています。

首都圏模試の統一合判における申し込み方法について

首都圏の統一合判における申し込み方法について

首都圏模試センターにより実施される統一合判の申し込み方法には、大きく分けて二つに分かれます。個人で申し込む場合と、通っている塾から申し込む場合の二通りになります。そこでその各々についてご紹介しましょう。

個人で申し込む場合の方法

インターネットから首都圏模試センターのサイトにアクセスします。そのサイトから申し込みフォームに必要事項を入力し申し込むことになります。申し込みには、メールアドレスと自分で設定するパスワードを入力して登録作業を行う必要があります。

登録後、入力したメールアドレスに登録完了通知が自動的に返送されてきます。そのメールに決済用のURLが記載されていますので、コンビニエンスストアーやATM、ネットバンキング等ご自身で最も便利だと思われる支払方法を選択することになります。

なお、ATMでは「ペイジー」により支払いを完了させることが可能です。支払いが完了すれば、登録した首都圏センターのホームページのマイページから受験票が印刷可能な状態になっています。そのため、受験当日までにこの受験票をA4サイズに印刷し、お子様が試験会場に持参することになります。

2019年度模試より受験票の郵送配布はなくなりましたのでご注意ください。そのため受験票を自身で印刷しておかなければなりませんが、もしプリンターなどお持ちでない場合は、コンビニで簡単に印刷できますのでご利用されると良いと思います。

なお、支払えるコンビニや銀行ATM、ペイジー、クレジットカードなどはほぼすべてに対応していますのでご安心ください。

所属の塾から申し込む場合の方法

塾によっては首都圏模試センターと提携している場合が多くあります。そのような場合、その塾とお子様の受験番号を紐づける必要があります。そのため、提携している塾にはQRコードが記載された用紙がありますので、それをスマホで読み取りホームページへアクセスしなければなりません。

そこで、受験番号の確認方法や受験料の支払い方法などが各塾独自に決められていますので、それを確認し、各塾の担当者までお申し出ください。多くの場合、支払いは塾に直接行う形式が多いようです。

その結果、首都圏模試センターのホームページにおけるマイページから「申込通知書」も印刷できるようになります。また、受験票に関しては、試験実施日の10日前より印刷ができるようになっています。なお、受験料は小学六年生の統一合判の場合、税込5,400円になります。また、小学五年生の場合には4,860円になっています。

この場合、首都圏模試の統一合判のテストなのか、その塾独自の塾なのか分からなくなってしまう場合もあり、ご父兄様に置かれましては、明確に区分して受験される方が、今後のための良いかと思われます。

以上、個人で申し込む場合と、通っている塾を通じて行う場合をご紹介しました。後者の場合には、塾生全員を半強制的に受験させることで、塾生間のランキングを独自に作成して自塾独自のランキングを公表している場合もあります。

首都圏模試の統一合判における「偏差値」について

首都圏模試の統一合判における「偏差値」について

多くの小学6年生を対象にした模擬試験でも同じように、偏差値に合わせた志望中学校の合格率80%の一覧表を公開しています。先程もご紹介したように中学受験を目指さない小学6年生の子供たちも受験する場合が最近は増えてきましたので、受験勉強が進行しているお子様たちにとっては偏差値自体が高めに出る傾向があります。逆に、塾や受験勉強を行っていないお子様をお持ちのご父兄には一度、子供に受験させてみるのもちょうど良い偏差値レベルですので良いかもしれません。

しかし、受験合格率80%の中学校に関しては相対的な指標になりますので、その中学校自体の合格偏差値自体が高くなる傾向にあります。また、「首都圏」という名称の通り、首都圏に開学している中学校を目指されるお子様が多くいます。そのため、信頼性のおける偏差値として、首都圏に存在する中学校が筆頭に挙げられると思われます。そのため、地方都市や関西地区の有名私立中学校、例えば、鹿児島ラサールや神戸灘校等には不向きかもしれません。

ただし、受験後のフォローとして公開されている指導内容として、「偏差値を上げるこの一問」というコラムがあります。各回に実施される合判模試に関して、特にこの一問に対しての考え方、解き方などを理解しておくことで、本番試験でも偏差値がUPするという特集を設けていますので、自己学習の要点を突いた良いコラムであると人気があります。

どのような試験でも、その特徴となったりアクセントになるような問題があります。そうしたことを前提に受験者に対して、ただ受験して点数を偏差値化して示すだけではない点にも首都圏の統一合判の特徴があると言えます。

なお、この情報は全てPDFで開示されていますので、一旦印刷してお子様と一緒に見てあげることで、よりお子様の学習深度が高まると思います。PC上の画面で全て理解できるのであれば問題ないのですが、メモやマーカーなどで学習するという姿勢ではやはり印刷して文書とし現物をファイリングしておく方が良いでしょう。

首都圏模試の統一合判における「内容」と「2022年の日程」などについて

では、次に2022年度の日程と内容についてご紹介したいと思います。全て日曜日の開催になっています。既に開催済みの日程もありますが、12月までに合計6回開催されています。

日程 (2022年度版)

  • 第3回 小6 合判模試  9月4日(日)
  • 第4回 小6 合判模試  10月2日(日)
  • 第5回 小6 合判模試  11月3日(木・祝日)
  • 第6回 小6 合判模試  12月4日(日)

内容

試験の概略内容に関しては、以下の通りです。
各回、その日のスケジュールは同様に行われます。
 
国語・算数は各50分、各150点満点
理科・社会は各35分、各100点満点  4教科合計500点満点

受験する場合には、2科目受験か4科目受験かの2コースに分かれ事前に選択し申請しておきます。2教科でも4教科でも受験料は同じ金額で、税込5,500円になりまっています。そのため、せっかく時間もお金も使うのですから、全教科受験する方がお得感があり受験生も多くいます。

しかし、2科目だけの受験の方でも、理科・社会の問題一式は受け取ることが出来ます。しかし、やはり試験場の中で決められた時間に、その雰囲気の中で解答するということになれば、4科目受験が模擬試験の意味があるので、そちらをお勧めします。

首都圏模試の統一合判における「過去問」について

首都圏模試の統一合判における「過去問」について

首都圏の統一合判に関する過去問は、小学6年生向け、小学5年生向けと二種類が首都圏模試センターから販売されています。価格は小学6年生向けは4,180円、小学5年生向けは3.080円(各税込)です。

メインの統一合判の過去問ですが、首都圏模試センターが開催している「公立中高一貫校模試」、「最難関模試」、「中学受験スタート模試」の過去問題集の販売予定は現在のところはないということです。

購入に当たっては、Amazonや楽天からWebショッピングできますが、実書店でも一部大型書店で販売されていますので、のぞかれてみてはいかがでしょうか。

内容は、算数、国語、理科、社会の4科目の問題用紙一式、解答用紙一式がセットとされています。この用紙は全て実際の統一合判テストで用いられたものになっています。

お子様には、実際の制限時間で解かせた後に採点してみて、偏差値換算表で得点からその当時における偏差値を類推できるようになっています。また、各問題に関する正答率一覧も添付されていますので、自分自身が正答した問題に対して他の受験生がどの程度正解しているのかを見ることも出来ます。

過去問における問題のうち全体の正答率が低く、お子様の場合も同じく不正解の場合は難問ということになります。逆に過去問における正答率が高い問題なのにもかかわらず、お子様が不正解の場合は、ケアレスミスか、抜け落ちた知識・学習になることが分かります。そういう場合には、落胆するだけではなく、その欠落した部分を「穴埋め」的に補っておくことが大切ですので、お子様にも徹底させてください。

首都圏模試の統一合判における「出題範囲」について

首都圏模試の統一合判における「出題範囲」について

首都圏模試における出題範囲については、ほぼ毎年開催時期に応じて同じような範囲になります。ホームページ上で、昨年の出題範囲資料が各回別、学年別、科目別に掲載されていますので概ね開催回数に合わせた範囲となります。

一般的な他の模試と同じく、学習指導要領による学習進度に合わせた問題になっている場合が多く、全く習っていないという問題はあまりないということになります。よくお子様の中には、習っていない範囲ばかりが出るというようなことを聞きますが、首都圏模試の場合そういうケースは少なくなっていると言えるでしょう。

しかし、2022年度はコロナウイルス禍による休校処置が全国で実施されたことから一概に同じ範囲と歯言えないかもしれません。つまり、学習進度が各都道府県により大きく異なることから、出題範囲も調整される可能性がありますので、受験されるお子様を持つご父兄様には、一度お問い合わせしていただくことも良いかもしれません。

首都圏模試実施の統一合判における「難易度」と「結果通知」について

上述の「首都圏の統一合判における「偏差値」について」の項でも紹介しましたが、首都圏模試センターによる統一合判テストは、他の全国模試に比べてやや難易度として低いという印象が持たれています。正確に比較したデータなどは公開されていませんが、日能研、四谷大塚の2者に比して受験生の声としても首都圏模試センターはやや難易度が低いという評判です。

また、模試の試験結果は受験日数日後に解答用紙とともに返送されてきます。また、各種データが首都圏模試センターのホームページで公開されていますので、志望校との偏差値差なども比べてみることが出来ます。そのため、受験後は注意して首都圏模試センターのホームページを見ておくようにして下さい。

結果通知をWebでの未公開するような試験センターもありますが、首都圏模試センターの場合には、郵送で結果を知らせてくれるのでファイリングしておくことで、いつでもご家庭で検討資料として利用できます。

まとめ

以上、今回は「首都圏模試センター」の実施する「統一合判テスト」をご紹介しました。現在、小学6年生で中学受験を考えているお子様にとっては、年に6回しかない公開模試ですが、実施日が全て日曜日に当たっていることから、一度はチャレンジしてみても良いかもしれません。

複数の併願校を受験されるような場合、複数の模試を受験しておくことも受験準備として必要かもしれません。お子様にとって「試験」はストレスになるものです。そのため、こうした模試を頻回に受験しておくことで、本番中学受験の時のストレス閾値を低くしておいてあげるのも受験に成功するカギかもしれません。

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