中学受験「五ツ木・駸々堂模試」の偏差値や特徴について

中学受験「五ツ木・駸々堂模試」

中学受験をするにあたり、多くの人が模試を受験します。模試を受験することで成績状況を把握したり、他の受験生の動向を知ることができるため、戦略が立てやすくなります。しかし、模試を受ければ解きなおしが必要ですし、半日は取られて勉強ができなくなるため、やみくもに受けることは避けたいものです。そこで、様々な模試の中から子どもたちに合ったものを選ぶ必要が出てきます。

受験生は忙しいので、毎週の塾の授業や宿題をこなしながら、土日に模試を受けたり学校見学をしたりするため、6年生の1年間は特に予定がパンパンなスケジュールで過ごすことになります。もちろん、どれも受験生本人が参加しないとならないものばかりであるため、保護者が代わりにしておく、ということができません。限られた時間をどれだけ有効に使うことができるのか、よく考えて無駄がないスケジュール配分が必要です。

模試も非常に多くの種類が存在しますが、その模試の中の一つに「五ツ木模試」といわれるものがあります。塾によって受けるべき、受けなくてよい、といった方針が異なること、周りの保護者によっても意見が違うことから、受けるべきかどうかで迷う人も多いでしょう。そこで、この記事では五ツ木模試がどのようなものなのかを偏差値や特徴を含め紹介していきます。

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目次

五ツ木模試とは


五ツ木模試を受けるべきかどうかを決めるためには、そもそも五ツ木模試がどういったものなのかを知る必要があります。具体的にどのようなものなのか紹介していきます。

まず、正式名称は五ツ木・駸々堂模試と言います。近畿の2府4県では最大規模の公開模試です。対象地域の受験生の半数以上が受験をしているというデータもあり、近畿圏内ではとても参考となる模試でもあります。昭和35年以来、長く中学受験の指導がある実績と、生徒の追跡調査のデータベースをもとに、志望校の合格目安の偏差値も丁寧に分析し、模試での合否判定も出されています。成績状況の把握はもちろんのこと、志望校への合否の参考にもなる模試なのです。

模試の受験者層としては中堅から難関校の層が多いとされています。特に大学付属系の学校を受験する子の模試受験率が高いので、大学付属系の学校を死亡している子は受験しておくことが望ましいです。五ツ木の生徒だけでなく、外部の塾生も多く参加しているため、塾内だけでなく受験生全体での成績状況が把握できます。

五ツ木模試のメリット

五ツ木模試を受験するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。大きく分けて4つ紹介します。

志望校への到達度がわかりやすい

五ツ木模試では志望校判定がありますが、とても細かい設定になっています。判定が6段階になっており、一般的な模試よりも現在の状況を把握しやすいです。具体的には以下の6段階になっています。

  • A判定:合格可能性90%以上
  • B判定:合格可能性80〜89%
  • C判定:合格可能性60〜79%
  • D判定:合格可能性40〜59%
  • E判定:合格可能性15〜39%
  • F判定:合格可能性15%未満

少し細かすぎるように感じるかもしれませんが、普段の模試と比較検討することによって、具体的な位置づけが把握できることは、併願戦略を練るときにとても参考になります。基本的に判定としてはC判定までは合格圏内と考えて良いとされています。

まとめ冊子がとても有効

テストを受験すると「TEST CONCOUSE」という冊子が同封されてきます。この冊子はとても有用なデータです。この冊子を見れば、どの学校をどのくらいの人数が志望しているのかということも分かりますし、志望校別の偏差値別の順位表も掲載されています。そのため、模試に記入していない併願校でも成績がどのくらいの位置づけであるのかを把握しやすいです。

また、データ分析として、どのあたりの成績の子が多く受験をしているのかということも確認することができます。満遍なく上から下までの成績の子が集まるのか、同じくらいの成績の子が集まってくるのか、というデータを見ると併願校として適切かどうかの参考にもなります。模試のデータの見方を勉強すれば、この冊子を活用してかなり綿密な併願計画を練ることができる、とても優秀なものです。

子どものモチベーションアップになる

一般的な中学受験の模試に比べ、受験者層が固まることもあり、普段の模試よりも成績が高めに出やすい傾向があります。少しでも偏差値が挙がっているというのは子どもたちにとってとてもうれしいことです。特に、受験前になると精神的にも落ち込んだり自信を無くしたりする場面が多くなります。五ツ木模試を受けた際、少しでも数字が良ければ子どもたちも自信を取り戻しモチベーションが上がり、もっと頑張ろうという気持ちになれます。

学校で受験することで入試疑似体験ができる

五ツ木模試は原則、私立中学が会場となり模試が実施されます。そのため、本番のような試験の雰囲気を早いうちから体験できるのも大きなメリットです。試験会場まで電車やバスで向かうのは、当日の行動練習にもなります。

また、秋の特別回では、志望校で受験することも可能です。もちろん実施されない学校や定員の兼ね合いもあるので必ず全員が受験できるというわけではありません。しかし、志望校で模試が受けられるという機会はなかなかなく、とても貴重な経験ができます。志望校で模試の受験ができるということで、例年秋の特別回は受験者も多いです。そのため、成績や模試の合否判定もより正確なデータが出るというメリットもあります。

五ツ木模試のデメリット


物事はどんなものでもメリットとデメリットがあるものです。五ツ木模試にもいくつかのデメリットがあるため、きちんと理解して受験するようにしましょう。

試験範囲に塾とのズレがある

塾によってカリキュラムに違いがあるため、五ツ木模試を受験する際に普段通っている塾と授業内容の違いか出てくることがあります。そのため習っていないものが出題されたり、タイムラグが生じたりすることもあります。しかし、カリキュラムが違うからといって受験しないようにしたり、そのために無理に勉強時間を作ったりする必要はありません。他のjy苦に通っている子たちはみな同じ条件なので、大きく成績に影響する心配はないです。

費用と時間がかかる

模試を受けるとなれば、半日は時間を取られます。模試を受験するだけでなく、さらにそのあとには解き直しも必要です。そのため、模試の当日と返却されたときには塾の宿題をする時間が減ることを理解しておかなければなりません。出かける予定の調整など早めにしておきましょう。

また、模試の費用も決して安いとは言えません。ある程度きちんと成績状況を把握するためには3回は模試を受験する必要があります。そのため3回分は模試の費用が発生することを理解しておきましょう。そして、せっかくお金を払うので、きちんと意味のあるものにすることが大切です。ただ模試を受けるだけでなく解きなおしの時間もきちんと設けるようにする必要があります。

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模試の特徴をよく理解したうえで受験することが大切


受験前になると親子ともに不安になることが多く、少しでも合否の判断材料が欲しいと思うものです。また、周りが模試を受けると聞けば、自分たちも受けたほうが良いのではないかと言う気がしてきてしまうこともあるでしょう。しかし、人によって成績も状況も、志望校も様々です。そこで、きちんと考えて必要かどうか判断する必要があります。

五ツ木模試の場合には、関西の大学付属校を受験するときにはとても有効です。特に同志社女子中の自己推薦入試の受験では必須とされています。そのため大学付属を受験する場合には、受けておくことが望ましいです。また、大学付属を受験しない場合でも、塾の模試では波があり成績の把握が難しい状況にある場合、緊張しやすく本番練習の数を多く作りたい場合にも五ツ木模試を受験することは有効といえます。

模試の準備にはスタディアップの教材を

模試の前には対策の時間を取りたいと思うものですが、塾の宿題に時間をとられてなかなか手が回らないものです。そこで、空き時間を使って効率的に勉強できるスタディアップの教材を取り入れることをおすすめします。持ち運びしやすい単語カード形式の「フラッシュカード」や、授業内容をコンパクトにまとめた「コンプリートマスター」は人気のある教材です。教材もレベルに応じて、幅広い内容が揃っています。

社会は努力をすればすぐに成績の上がるものですが、何をどう取り組めばよいかがわからないために思うように勉強が進まないという子も多いです。スタディアップの教材はやるべき内容をわかりやすく簡潔にまとめており、子どもたちの成績アップが最短距離で狙えます。一教科でも成績が上がれば、子どもたちのモチベーションも上がりやすいです。模試の対策と普段の授業内容の復習を兼ね、スタディアップの教材で勉強する時間を設けてみてはいかがでしょう。

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まとめ

今回は近畿を中心に多くの受験生が受験している五ツ木模試について紹介をしました。偏差値が他の模試よりも出やすいこと、志望校判定がとても有効であること、受験者向けの冊子にとても有益な情報が掲載されていることなどが大きな特徴としていえます。模試を受けるとなると子どもたちにも負担は生じるので、受験する際にはスケジュール調整をきちんと行うことを心がけましょう。

また、せっかく模試を受けるなら少しでも良い成績を取りたいものです。そこで、模試の前に勉強をするならスタディアップの教材を活用するのをおすすめします。空き時間を使って取り組みやすい仕組みのものも多く、少ない労力で確実な学力を身につけられます。

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