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中学受験 国語で出題される物語文(小説)

中学受験の国語の物語文(小説)に関するポイントをお話します。

中学受験 国語の読解の中でも物語については、
「読みやすいけど明確な答えがわからない」という生徒さんがたくさんいます。

確かにそう思われるお気持ちもわかります。
けれども、物語文(小説)を丁寧に探せば
答えへと導いてくれるキーワードが見つけ出せるのです。

基本的に物語と言うものは起承転結で作られており、
中学受験の国語で採用されている問題は通常の小説よりも短く
要約文しかない場合が多いですが、短い要約文だからこそ起承転結は
しっかりと構成されており、起承転結を踏まえて物語の構成を把握しておけば
問題を解くのがぐっと楽になります。

また物語の読解問題で問われるのはズバリ「登場人物の心情の変化」です。
登場人物の微妙な気持ちの読み取りができていれば問題ありません。

しかし、小学生が微妙な変化読み取るのは、そう簡単ではありません。

いくら高学年とは言え相当な読書好きのお子さんでない限り、
読書量も多くありません。
だからと言って今から何十冊もの本を読むのはあまりにも非効率的ですね。

早めに取り掛かるのならともかく、
受験間近で点数を伸ばすのには時間もないわけですし
勉強時間を読書に割くわけにもいけません。

では、どうやってその変化を見つけるのでしょうか?

それは「心情を表すキーワードを見つけ出す、」この方法に尽きます。

このキーワードは「喜び」などの語句だけでなく、
行動を表す文章にも該当します。

キーワードを見つけた後に「レベル」(強弱)を考えます。やってみましょう。

例1) 怒り<憤慨

怒りというキーワードより憤慨の方が心情レベルは高い(強い)と言えます。

また怒りの感情一つ表す言葉でも「腹を立てる」、「激昂する」、
「逆上する」などが類義語が存在し、状況と状態によって使い分けられているため、
使われている語から状況や状態を読み取るようにしましょう。

他の感情でも状態や状況によって使われている語が変わるため
使われている語から状態や状況を読み取るようにしましょう。

例2)
太郎は泣きながらガッツポーズをした>太郎は嬉しさから笑みがこぼれた

これはどちらも嬉しさを表していますが、前者の方が心情レベルは高いですね。
このように、まず「嬉しさ」や「怒り」など基本的な心情を読み取ります。

その後に心情レベルを比べます。
このレベルを計る物差しの幅が細かければ細かいほど、正答率は高くなるのです。

普段から上の二つを意識して物語文の読解問題を解くと、
物差しの精度は高くなるので、なるべく多くの読解問題を解くようにしましょう。
これもやはり毎日の積み重ねが非常に重要になってきます。

またこのように心情を吐露したり、結論を出したりする重要なシーンは
基本的に物語文(小説)の後半側にあります。
起承転結で表すと心情の重要な部分があるのは転か結の部分であり、
この部分をチェックする癖をつけると心情を読みやすくなります。

また起と承の部分にはその感情を持つに至った原因と過程が存在するため
もし後半部分だけ見て分からなければ
それも併せてチェックするといいでしょう。

これらは知っているだけで問題を解く時間が全然違ってくるため
限られた時間の中学受験では大変重宝する解法です。

設問に直接関係なくてもこれらに敏感に読み進めていけば、
文章がスラスラ頭に入ってきて読みやすくなるでしょう。

これらのポイントを押さえて中学受験に備えて効率的な学習を行いましょう。

ABOUT US

『中学受験において社会こそがまず最初に固めるべき教科であり、いかに社会を早めに仕上げることこそが合格につながる戦略か。』その理念のもと、野村恵祐が代表を務める日本で唯一の中学受験 社会科専門塾。集団授業形式のライブ講義や、家庭学習で効率良く社会の成績をアップさせるような講義CD・テキストなどの教材通販も行い、年間に2,000名以上の受験生と関わっている。

なお、スタディアップの長年の実績に裏付けられた効果的な社会の学習法は、全国の受験生・保護者様から支持され、『中学受験は社会で合格が決まる』(講談社)、『中学受験“社会”合格への家庭内戦略 』(小学館) などの本が出版されたり、NHKなどのテレビや雑誌などのメディアなどにも数多く取り上げられ、注目を集めている。