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中学受験過去問でまずは合格最低点を目指す

中学受験過去問でまずは合格最低点を目指す

中学校への進学を控えた小学校6年生の子供の中で、中学受験を受ける子供の割合は3割前後だと言われています。つまり「3~4人に1人」と、以前と比べて増加傾向にあります。

受験せずに進学できる中学校と比べて、教育や設備などの面で優れていることや、少子化が進んでいる影響など、様々な理由が考えられるのですが、いずれにしても、中学受験を受ける子供が増えているということは、それだけ中学受験を突破することが難しくなってきていると言えます。

しかし、突破するのが難しくなってきているとはいえ、中学入試では満点を取る必要はありませんし、満点を目指す必要もありません。どこの中学校でも、大体6~7割程度の点数を取ることができれば、合格を勝ち取ることは可能です。

ここでは、社会の過去問に対する正しい3つの基本原則をおさらいしておきます。

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★社会の過去問に対する正しい3つの基本原則

① 過去問自体が総合演習になっているので、今までのインプットしてきた知識の引き出しを使うアウトプットの訓練になる。

② 志望中学の出題傾向を理解し、対策をたてるためにやる。

③ 自分の弱点部分を見つけて、それを強化するための指針とする。

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早い子であれば、既に4年生、5年生の段階で、志望校を決めている子もいますが、どんな子であっても、6年生の9月か10月までには志望校を決めていると思います。ここからは、志望校が決まり、過去問に取りかかる所からの、効果的な勉強法をお伝えします。

まず、志望校の社会の配点が、100点満点なのか、75点満点なのか、50点満点なのかの配点を確認してください。その上で、受験者平均点、合格者平均点を必ず知っておくことです。中学によっては、一部公開していないところもありますが、その場合は公開された情報を事前に調べておきましょう。

そして、社会で合格を決めるためには、最低でも「合格者最低点を上回る」、欲をいえば「合格者平均点を上回る」というところを目標にして下さい。合格者平均点以上の得点が出来ていれば、間違いなく社会を武器にして、総合点でも優位に入試を運ぶことができます。

逆に、これが受験者平均点の前後をウロウロしているようだと、逆にライバルに社会で差をつけられてしまっていると考えて下さい。 なお、仮の社会の配点が50点満点しかないからといって社会を軽視するのは問題外です。

結局のところ、50点満点で40点取れる子と、20点しか取れない子は、社会だけで20点もの差がついており、総合点の20点というのはとてつもなく大きな差になります。ですから、配点にかかわらず最低でも「合格者最低点を上回る」、欲をいえば「合格者平均点を上回る」というところを目標にしていきましょう。

過去問で合格最低点を目指すにあたっては、「基本的な重要問題」を落とさないようにすることが大切です。基本的な問題ですから、しっかりと重要キーワードを覚えておけば全く難しくありません。つまり、「基本的な問題を完璧にして点数稼ぎをする」ということになります。

それでも、もし万が一、過去問を解いていて「どうしても合格最低点に届かない」という苦手な分野・単元があった場合には、基本的な部分にさかのぼって弱点を克服するようにしましょう。

結局のところ、入試本番で合格最低点を越えることができれば良いのです。どちらかと言えば、得意科目で良い点数を取るほうが簡単かもしれません。ですが、合格するためには、社会の弱点を克服して、暗記科目である社会で点数を稼ぐようにすると入試を有利に運ぶことができます。

そして、社会で点数が取れるようになると、モチベーションのアップにも繋がります。社会の弱点克服をきっかけに、4科の総合点がぐんぐん伸びていく可能性もあるので、社会の過去問が合格最低点に届かなかった時には、お子さんの状態に合わせて、勉強方法を工夫してあげて下さい。

また、過去問に取り組んでいる時期というのは、中学受験の本番前ですから、合格最低点に届かないことがあっても不思議ではありません。ですから、決して責めたり、ペナルティーを与えたりはしないで下さい。

ABOUT US

スタディアップ代表
群馬県生まれ、広島県育ち。愛光高校、慶應義塾大学商学部卒業。中学受験 社会科専門塾「スタディアップ」代表。集団授業の社会ライブ講義や、家庭学習で社会の成績を効率良くアップさせる講義CDなどの教材開発、通販を行い、年間2,000名以上の受験生と関わる。

主な著書に『中学受験は社会で合格が決まる』(講談社)、『中学受験“社会”合格への家庭内戦略 』(小学館) などがある。現在創業13年で、その実績はNHKなどのTVや、プレジデントFamilyなどの雑誌等でも多数紹介されている。