中学受験の入試本番当日に必要な持ち物【チェックリスト付き】

中学受験を成功させるためには、試験勉強をするのはもちろんですが、面接の準備や試験当日の持ち物準備など、当日を迎えるまでにしなければならないことが意外と多くなっています。万全の状態で試験に臨むためにも、早いうちから準備をしておきましょう。そういった受験の間接的な部分の不安を取り除けるだけでも、各段に気持ちに余裕が持てるはずです。

万が一精神的な不安を持ったまま本番の試験に向かってしまうと、今まで勉強してきたものを発揮できないまま終わる可能性もあります。そういう事にならないために日常生活からのサポートは大事です。

中学受験が迫ってきたら、お子さまの方も心身共に負担が大きくなっていくので、それを支えてあげることも、親の役割のひとつです。そういったサポートがあれば、お子さまも安心して入試本番まで勉強に集中できます。

また、親ができるサポートの大きな所では、お子さまの健康管理もそうです。1月、2月は風邪の流行季節でもあり、試験当日に体調が万全でないと、今までの苦労が水の泡になってしまいかねませんので、特に体調管理には気をつかいましょう。

このように、中学受験は子供一人で行なうものではなく、親御さんを含めた家族のチームプレーで行なうものと認識し、家族のみなさんで試験に挑んで下さい。

最初に、中学受験当日に必要な持ち物をチェック形式で記載しておきますので、必要に応じてプリントアウトして活用下さい。

目次

中学受験当日の持ち物 チェックリスト13項目

□ 受験票
□ 筆記用具(予備も用意しておきましょう)
□ 腕時計
□ お金
□ ハンカチ
□ ティッシュ
□ メガネ(対象の人のみ)
□ 受験会場の地図、電話番号
□ カイロ
□ 飲み物(トイレが近くならないように飲み過ぎに注意)
□ チョコレートやキャンディ(緊張している時に糖分をとるとリラックスできます)
□ 上着(会場・室内が寒い時に備えて)
□ 靴下(雨や雪の時には、会場で履き替えるようにしましょう)

持ち物の準備は早めに取り掛かろう

小学校受験を経験していて内部進学のために受験をする子や、別の学校を受験する子であっても、すでに6年という年月が経過していますから、初受験と同じように緊張するものです。中学受験が初めてとなる子とっては未知の世界となりますから、緊張や不安はより一層大きくなることでしょう。

そのような緊張の中で、万が一足りないものがあれば動揺して実力を発揮できなくなってしまいます。落ちついて受験準備をするためにも、親子で安心して当日を迎えられるようにするためにも、保護者の方はお子さんが何を持って行くか、受験日近くになったら持ち物をチェックして一緒に持ち物の確認をし、足りないものがあれば早めに準備しましょう。

荷物は親子で一緒にチェックを!

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まずは、受験当日に絶対に忘れてはならないものを親子で確認しておきましょう。改めて一緒に確認することで、お互いに漏れなく準備をすることができますし、ダブルチェックができると忘れものの心配がなくなります。

お子さんが会場について一人で荷物を開ける時、何がどこに入っているのかわかるように「一緒にチェック」します。もう中学に行くんだから一人で大丈夫、支度は一人でして当然、と思いがちですが、やはり受験は特別なものです。うっかり忘れてしまうと受験できなくなることもあるので、必ず一緒にチェックを行いましょう。

受験当日絶対に忘れてはならないもの

受験当日、以下のものは絶対に忘れてはならないものです。早めにセットしておき、当日も念のためにチェックをしておきましょう。

受験票と受験票のコピー

受験票は絶対に忘れてはならないものです。多くの人が複数の学校を受験するため、いくつかの受験票を手元に持つことになります。事前に、きちんとその日受験する学校のものが入っているか、午前・午後と入試を受ける場合には2枚用意しているかきちんと確認するようにしましょう。

どうしても紙なので、受験票は何度も触ったり出し入れしたりしているとぐちゃぐちゃになりがちです。クリアファイルなどに入れておくと、荷物に紛れたりぐちゃぐちゃになったりすることもありません。

また、万が一試験会場に受験票を持って行くのを忘れてしまったときのために、コピーを取って原本とは違う場所に入れておきましょう。受験票を忘れてしまった場合や、万が一紛失してしまった場合でも、コピーがあれば受験番号がわかりますので対応もスムーズです。

学校側としては、こうした受験票忘れについても心得ています。そのためコピーを持っていれば即座に対応してくれますし、もしもコピーさえも手元にない状態だったとしても、きちんと受験させてくれる学校がほとんどです。とはいえ、受験票の再発行には時間もかかり、試験に遅れてしまうこともありますし、動揺して思うように結果が出せなくなる可能性もあります。そのため、忘れないことが大前提です。

筆記用具は余分に用意しておこう

受験の際には筆記用具が必須となりますが、自分が書きやすいもの、普段使っているものを3本程度持って行きましょう。学校によっては鉛筆やシャープペンシルの指定がある場合もあるので確認しておくと安心です。

シャープペンシルの芯も念のため、ケースに入れて持って行くようにしましょう。芯についても普段使っている、0.5、0.7など芯の太さを変えないように、またHBがいいのか、Bがいいのか、事前にいくつか試して自分が解きやすいものを見つけておくのがおすすめです。

鉛筆を持っていく場合、もしもの時のために鉛筆削りも一緒に持っておくと安心です。心配であれば多めに持って行っておいても問題ありません。ただ、荷物になるので6本程度あれば十分でしょう。

消しゴムは丸いものではなく転がりにくい四角いものを2つ、ペンケースに入れておきます。転がって落とすと拾ってもらわないといけないだけでなく、縁起も良くないので避けましょう。文字を消す際に、ゴシゴシとこすらなくてもいいように、やわらかに消えるものが好ましいです。新しいものを使う場合、角を少し削っておくと消しやすくなります。

最近では学校でシャープペンシルや鉛筆、消しゴムなどの筆記用具が準備されている学校も多いです。もしも座席に筆記用具が用意されていた場合には、自分のものを出さず学校指定のものを使うようにしましょう。

意外と役立つ便利アイテム、輪ゴム

試験中、消しゴムで文字を消しているときや、問題用紙をめくるときなど、机の上にある筆記用具に手が触れて転がって落としてしまうことがあります。試験中はものを落としても自分で拾うことができません。試験監督が気付いてくれなかったら挙手をして広いに来てもらわなければならず、時間のロスにもなりますし、集中力が切れる原因にもなります。

そこで、試験にしっかり集中できるように、輪ゴムでまとめて机の上に置いておくのがおすすめです。中学受験以外、高校、大学受験でも輪ゴムで筆記用具をまとめていくという人が結構います。五角や六角など角のある鉛筆でも意外と転がって落ちることがあるので、滑り止めとして輪ゴムでとめておきましょう。

腕時計

試験会場には通常、時計が用意されていますが、座っている席から見えにくかったり、座席から遠くて見えなかったりする可能性もあります。試験中だけでなく、移動の間にも時間を確認することもあるので、持っておくと便利です。腕にはめるのが苦手な人は会場に着いてからつけるのでも良いので、カバンに入れておきましょう。

ティッシュ・ハンカチ

受験シーズンは感染症の流行する時期ですし、外はとても寒いです。外と中の寒暖差で鼻の調子が悪くなることもありますし、風邪をひいていて鼻水が止まらないということもあります。身だしなみのためにも、鼻を拭くためにもティッシュやハンカチは必ず持っておきましょう。

途中でなくなってしまうと困るものなので、ティッシュは予備も持っておくのが望ましいです。受験会場はたくさんの人が集まるので、感染症対策として、最近はポケットタイプの除菌ウェットティッシュを持ち歩く人も増えています。ちょっと手を拭きたいときにも便利なので、ティッシュやハンカチと合わせて一つ持っておくと良いでしょう。

交通系ICカード・交通費

受験中、意外と移動はタイトです。特に首都圏の場合には、どこの学校に行くにも乗り換えが必要なことが多く、慣れない朝のラッシュでの移動は手間取ることもあります。

そこで、少しでもスムーズに移動ができるよう、公共の乗り物を利用する際にはSuicaやパスモといった交通系ICカードを利用するようにしましょう。事前登録をしておけば子ども料金で移動ができてとても便利です。午前午後での移動が必要な日もありますから、多めにチャージしておくと安心です。交通費を持たせる場合も同じく、多めに持って行くのはもちろんのこと、すぐに支払いができるように小銭で渡しておくようにしましょう。

マスク

同じ受験会場に風邪をひいている人がいる可能性もあります。複数回受験を受けることもありますので、受験期間中、体調を崩さないようにマスクは必須です。できれば紙製で「使い捨て」するようにしましょう。試験中や移動中にのどの乾燥が気になったらすぐに身につけられるよう、何枚かカバンに入れておくと安心です。

飲み物

容器はペットボトルでもいいですし、普段学校で使っている水筒でも問題ありません。中身は「飲み慣れた」飲み物を入れるようにしましょう。たまに受験だから!と張り切っていつもとは違う飲み物を用意する人がいますが、飲んでおなかが痛くなっては困ります。お茶など普段から飲んでいるものがベストです。

学校までの道のり地図と募集要項

受験の日に限って雪が降ったり大雨になったり・・・案外受験日というのは天候不良が多いです。天候不良以外にも人身事故や車両トラブルなどによって、交通機関が乱れることもないとは言い切れません。そのため当初の予定と違った移動方法をとらなければならないことも出てくることがあります。

今はスマホがあるのでその場ですぐに確認できますが、焦っているとなかなか思うように調べられないこともあるものです。そこで、困ったときにすぐに行動ができるよう、移動経路と路線図以外にも地図、募集要項といった学校への経路の確認できるものを持っておくようにしましょう。もしもタクシーで移動しなければならなくなった際にも地図があれば運転手さんに場所の説明がしやすいです。

ジップバッグ

ビニール袋でも良いのですが、ジップバッグだと封ができるので便利です。お昼ご飯で食べられなかったパンやおにぎりを入れたり、鼻をかんだティッシュを入れたり、と意外と使う場面があります。大小いくつかのサイズを持っておくのが良いでしょう。

受験当日にあると便利!用意しておくと便利な持ち物

必ず準備しなければならないもの以外にも、持っておくと便利なものがいくつかあります。荷物の余裕があれば入れておきましょう。

受験票を入れるハードケース

各学校で受験票のサイズに違いがあるため一概には言えないですが、ハードケースに入るような大きさなら、折れないようにするためにも、管理しやすくするためにもハードケースに入れて持ち歩くのが良いでしょう。クリアファイルだと中から落ちてしまったりカバンの中で折れてしまったりすることもあるので、ボタンなどで留められるものや簡単に落ちないもので、なおかつ中身が折れないものであればハードケースとは違ったものでも問題ありません。

常備薬

お腹がデリケートな人はちょっと緊張すると下痢になったりお腹が緩くなったりします。普段から下痢になりやすい人、神経質になりやすい人は、水なしで飲める下痢止めがあると安心です。とはいえ、飲み慣れてないと不安なので、できれば受験前に飲んで自分に合っている薬を探しておきましょう。

他にも体調不良のときに決まって服用している薬があれば持っておくと安心です。飲まずに過ごせるのがベストですが、何かあったときの備えがあると不安も解消できます。

カイロ

入試シーズンはとても寒く、会場に着いてもまだ指先が冷たいままということもあります。手指が冷えると字をうまく書くこともできなくなりますし、書くスピードが落ちることもありますから、カイロで指先を温めましょう。

貼るカイロは寒い場所での移動でも体が温かくなって便利ですが、温度調整が難しいので貼らないタイプのもので臨機応変に使うのが望ましいです。試験会場によっては室内でも寒いこともありますし、暖かくしすぎると眠くなることもあります。

生理用品

女子のみの持ち物となりますが、生理用品は必ずカバンに入れておきましょう。緊張していると自律神経が乱れ、それに伴って女性ホルモンが乱れてしまうことがあります。6年生だとまだ生理周期も不規則な子が多く、予想できないタイミングで生理が来てしまうことも少なくありません。

まだ初潮を迎えていない子も、受験のタイミングで突然初潮が来ることもあるので、持っておくべきです。その際、試験会場で一人でも対応ができるよう、もしも生理が来たらどのようにすれば良いかを一通り説明しておくようにしましょう。

事前に確認した方がいい持ち物

試験会場によって持ち物は様々です。中には学校によっては持ち込みを禁止されているものもあります。そこで、以下のものは募集要項を確認したり、場合によっては学校に問い合わせたりしておきましょう。

ひざ掛けや座布団

試験会場が冷えた時のために、ひざ掛けや座布団を持って行きたい、日頃から勉強の際に使っているから持って行きたいという人も中にはいます。募集要項に明記がされていない場合、どちらとも事前に持ち込みが可能かどうかを確認する方が無難です。

ひざ掛けや座布団はカンニングを疑われるため、持ち込み禁止となっているところもあります。事前に持ち込みが可能としている学校でも、試験前に試験監督から不正対策としてチェックをされることもあるのを理解しておきましょう。

チョコレートや飴などのお菓子

集合時間から試験までに時間がある学校など、飲食が認められている場合があります。乾燥対策の飴や、頭を働かせるための当分補給としてチョコレートやグミなど軽くつまめるお菓子を持ち込みたいと思う子もいるでしょう。

飲食については学校によって様々です。会場にはいる前の控室であれば許可されているケースや、試験会場内は飲み物以外は持ち込み禁止としているケースもあります。学校によってもルールが違うので、きちんと確認して指示に従いましょう。

保護者は子どものものだけでなく自分の持ち物もきちんと準備を

入試期間中は保護者も忙しいです。試験会場に子どもを送り届けた後、他の学校に移動して合格発表の確認をしたり、合格手続きをしなければならなかったりすることもありますし、午後入試や面接に備えて会場で待機したりすることもあります。そのため保護者もその日のスケジュールに合わせて持ち物を用意しておきましょう。

特に試験会場で待機する際には、寒さ防止のひざかけ、時間つぶしの本や雑誌を持っておくと良いでしょう。学校によっては問題配布がされたり、入試問題の解説や、受験者情報などを聞くことができたりこともありますし、受験生の保護者同士での情報交換がされることもあります。筆記具とメモ帳は持っておくと役立ちます。飲み物やお菓子など飲食物については、子どもたち同様に持ち込み可能かどうか学校側に確認が必要です。

いざとなったらコンビニで対応可能

ここまでの話と矛盾しているように思われるかもしれないですが、今はコンビニが豊富にありますし、大きな駅の場合には朝早くから本屋やスーパーも営業しています。そのため万が一忘れ物があったとしても大体のものは調達可能です。雨具やカイロ、筆記用具、飲食物などはその場で用意することができますから、神経質になりすぎるのは避けましょう。

ただ、試験会場に入ってから忘れ物に気付いても調達することはできません。保護者もいない状態だと子どもたちも動揺してしまい試験に集中できなくなる可能性もあります。そのため家を出る前に持ち物の確認をしておくことは絶対に必要なことです。しかし、当日の移動中にもしも忘れ物に気付くようなことがあっても、コンビニやスーパーに寄れば揃うので焦らず行動しましょう。

まとめ

幼稚園、小学校、中学校、高校・・・大学を卒業しても就職試験や資格試験など様々な試験があります。人は何度も試験を受けなければなりませんが、中学受験は多くの人にとって初めて経験する受験です。

自分が行きたい中学校へ行くために、またお子さんが希望する中学受験に成功するために、努力の結果を最大限発揮できるよう、事前の準備はしっかりと行うようにしましょう。持ち物も当日のパフォーマンスに意外と大きく影響するはずです。

ここまで頑張ったと自分に言いきかせ、本番は全力を出しきれるはずです。
あなたの今までの頑張りを解答用紙にずっしりと詰め込んできましょう。

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