【中学受験】勉強しても偏差値が上がらない理由と成績を上げる方法

中学受験で偏差値が上がらない子6つの特徴

中学受験を控えたお子さんをお持ちの方には、「うちの子はこんなにも頑張っているのになぜ偏差値が上がらないのだろうか?」と思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。お子様の偏差値が低いと、志望中学に本当に合格できるか不安になってしまう気持ちも分かります。

週3、週4ペースで塾に行っているのに成績が上がらない、勉強しているはずなのに成績が伸びない、と悩む受験生や保護者はとても多いです。受験までの残り時間や、志望校までの乖離を考えるとできるだけ早く成績が伸びないかと心配になるでしょう。思わず子どもに対して「ちゃんと勉強してるの?」「宿題してるの?」「授業中ぼーっとしてるんでしょう」といった厳しい声を掛けてしまうこともあります。

中学受験者は年々増加していくと予想されているため、できれば自分の子供には希望の偏差値まで伸びしろがあってほしいと思うものです。ただ、お子さんの偏差値が伸び悩んでしまっているのは、必ず原因があります。では、その原因とはいったいどのようなことがあるのでしょうか?

この記事では、勉強をしているのに成績が伸びない、偏差値が上がらない理由と取り組むべき対策について紹介をしています。早いうちに原因を見つけて改善し、志望校に近づけましょう。

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目次

中学受験で偏差値が上がらない子6つの特徴

早速ですが、中学受験において偏差値が上がらないという子には、どういった原因や特徴があるか見ていきましょう。

結論から言うと、「勉強の基礎の部分がちゃんとできていない」「授業や学習塾で教わったことを家庭学習で復習する習慣がない」「中学受験に対する意識やモチベーションが低い」「授業中に先生の話を聞けていない」「自分に自信が持てていない」「親からの圧力が強くかかってしまっている」といったことが、偏差値が低い受験生における特徴だと言えます。

偏差値が上がらない原因には、このような理由が多いことがお分かりいただけると思います。これら6つの特徴が、偏差値にどのように関わってくるのかについて、ひとつずつ見ていきましょう。

特徴その1 勉強の基礎がちゃんとできていない

偏差値に伸びしろがあるとしても、「勉強の基礎ができていない」ということになっていると、偏差値をアップさせることは難しいです。勉強の基礎ができているということは、応用問題などに対応できるということになります。

一方、勉強の基礎がしっかりしていないと問題文の書き方が少し変わっただけで、問題が解けなくなってしまいます。言わずもがな、基本を応用した問題を解くことも難しいでしょう。

勉強の基礎を理解していないという子には、「勉強が作業化している」という子がいます。問題を解いていくことのみにしか集中することができず、問題の本質まで触れることができないのです。そのため、本質の理解まで届かないという勉強法が身についてしまっています。

勉強の基礎をしっかりしておけば、問題の本質を理解することにつながります。基礎はしっかりと固めておきましょう。

特徴その2 授業や学習塾で教わったことを復習する習慣がない

昨今では、日能研(神奈川県に本部を置く進学塾のこと)などの、中学受験の学習指導を行っている塾がたくさんあります。そういった進学塾や学校などで学んだことを、しっかりと復習する習慣がないということも、偏差値が伸び悩んでしまう受験生の特徴だと言えるでしょう。

勉学において「復習する」ということは、非常に大切なことです。学校の授業中では理解できたことでも、復習する習慣がないと記憶に定着しません。記憶に定着しないということは、学んだことの多くを忘れてしまうということです。

その結果、学んだはずのところでも「ここは習ったことがない」ということになりかねません。先生に教えてもらったことや独学で学んだことなどを、記憶としてしっかり定着させるためにも、復習することは非常に重要なことなのです。

特徴その3 中学受験に対する意識・モチベーションが低い

中学受験において偏差値が低く出るという方は、そもそも「中学受験に対する意識が低い」というケースがあります。近年においては、中学受験を行うという方はまだまだ多いとは言い難いです。そして、その中学受験に集まるのはハイレベルな子たちが多いという事実があります。

ハイレベルな小学生で構成された中学受験においては、熾烈な受験戦争が繰り広げられることは想像に容易いでしょう。激しい中学受験で勝ち抜いていくためには、中学受験に対する意識を見直す必要があります。

中学受験の意識を高めるということは、「勉強は毎日これくらいやって当たり前」というような気持ちにさせることです。そのためには、中学受験の厳しさを理解しておく必要があるでしょう。

また、高いモチベーションを保ち続けるための工夫が必要になってきます。

特徴その4 授業中に先生の話を聞けていない

あなたのお子さんの偏差値がなかなか上がらないというときに、ぜひとも確認してもらいことがあります。それはお子さんの授業の受け方です。

偏差値の伸び方が思うようにいかないという受験生の中には、「授業中に先生の話を聞けていない」という方をよく見かけます。先生の話を聞けていないということは、具体的には黒板に書かれたことをノートに書き写すのに必死で、結果的に話が聞けていないということです。

ノートに書き写すのに必死で、授業に追いつけなかったという経験が学生時代にあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。書くことに必死だと、先生の話まで気を回せないこともありますよね。

そのため、書く時間と聞く時間をしっかりと分ける必要があるのです。「今はノートに書いてください」「今は書くのをやめて、先生の話を聞いてください」というように、教員が授業をコントロールしていく必要があります。

そうすることで、「授業中に話を聞けない」という事態を防ぐことができるでしょう。

特徴その5 自分に自信が持てていない

中学受験において偏差値を高く変動させるためには、「自分に自信を持たせる」ということも大切です。「自分だったらできる」「成功できそうだ」というように自分に自信を持つことによって、高いモチベーションを持ち続けることができるようになります。

高いモチベーションを保ち続けられるようになると、勉強に長く時間をかけられるようになるでしょう。また、自分自身の力を信じられるということは、高い目標へのチャレンジができるということになります。そのため、より高い偏差値へと学力をアップしていくことができるようになるでしょう。

中学受験において偏差値が上がらないという方には、「自分に自身が持てていない」という方が多いです。中学受験はハイレベルな小学生が多いため、今までは成績が良かった子でも偏差値が低く出てしまうことがあります。そのため、自信を大きく失ってしまう子たちも当然出てきてしまうのです。

お子さんに自信を持たせるためには、偏差値が低いからといって「自分はできない」と思わせないことです。そのため、「偏差値が低い」というような表現はせず、「よく頑張ったね。これから少しずつ偏差値を上げていこうね」というように、ポジティブな声がけが必要になってくるでしょう。

特徴その6 親からの圧力が強くかかってしまっている

「自分に自信が持てなくなっている」ということでも取り上げたことですが、親からのある声がけによっても、お子さんの偏差値が上がらない原因になっていることがあります。

たとえば、「勉強しなさい!」というような声がけはよく行われていますよね。この言葉をかけられた子供で、素直に勉強するという子は少ないでしょう。大人子供に限らず、人は誰かから説得させられて物事に取り組むことを嫌います。基本的に指図されることが好きな人はいないでしょう。

そこで重要になってくることは、「自分自身で納得して勉強に取り組むようにする」ということです。誰かから説得させられて勉強に取り組むより、自分で「勉強をしよう!」というように思わせた方が効率的な勉強ができるでしょう。

お子さんが自主的に勉強をするようになるためには、親御さんの正しい声がけが必要です。お子さんを励ます言葉をかけたりすることが必要となります。また、ムチばかりではなくたまにはアメを与えることも大切です。

親からの子への圧力が強くかからないように気をつけていきましょう。

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中学受験で偏差値を上げるための5つの勉強法

ここまで、中学受験で偏差値が思うように上がらないという受験生の特徴について、ご紹介してきました。もしかしたら、この特徴に当てはまっているというお子さんをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これらの偏差値が上がらない原因を踏まえた上で、これからご紹介する「中学受験で偏差値を上げるための勉強法」を実践することによって、お子さんの偏差値をアップさせることができるでしょう。

中学受験における基礎的な部分をしっかりと理解する

上述したとおり、勉強の基礎をしっかりと理解していることは非常に大切なことです。基礎的な部分を理解するためには、問題における考え方や理屈をしっかりと理解することが重要となります。学力を高めていくためには、物事における深いところまで考える力が必要です。

また、基礎的な学力を高めるということに関しては、「分からない用語を徹底的に調べる癖をつける」ということも効果的です。分からない用語を調べる癖をつけることによって、物事の深いところまで理解することにつながります。

偏差値を上げていくために、日頃からこういったことを心がけて勉強に取り組んでいきましょう。

正しい勉強方法を教える

取り組みが甘い状態が続くといつまでたっても成績が上がることはありません。どれだけ勉強に時間を割いても無駄になってしまいます。そこで、どのような勉強をすればよいのかということを教えていきましょう。

多くの保護者は「塾に行けば成績が上がる」「勉強の仕方は学ぶうちに身につく」と思いがちです。しかし、学校でも塾でも勉強方法までは教えてくれません。勉強しながら子どもたち自身が会得するのを待っている時間はありません。子どもたちが少しでも早く正しい勉強方法を身につけて成績を上げることができるよう、具体的にどのように勉強すればよいかを教えていきましょう。

例えば、漢字テストの勉強をするのが宿題の場合、子どもによって取り組み方は様々です。毎日5回書き続けたり、テキストをじーっと見たり、いろいろな方法があります。必要以上に繰り返す必要はありません。子どもの覚えるペースに合わせて何度か書いて練習をしたらテストをして、間違えたものだけ繰り返し練習、そして直前にもう一度すべてテストして確認して完璧にする、といった一般的な取り組みの流れを教えていくようにしましょう。

最も多くの子が理解できていないのが「答え合わせの取り組み」です。ただ〇×の答え合わせをするだけになりがちですし、子どもによっては〇付けも正しくできないケースがあります。そこで、初めのうちは保護者が〇×をつけて、間違えたものの解き直しを促すのも一つの方法です。

正しい答え合わせの方法は、勉強する限りずっと必要になるスキルでもあります。早いうちに正しく自分だけで取り組むことができるようになるよう、正しい勉強方法が身に着くまでは保護者が一緒に宿題に取り組むことが望ましいです。

先生に教えてもらったことや勉強したことを復習する習慣をつける

こちらも上述したことですが、復習するということを毎日の習慣に取り入れてみましょう。授業中に先生から教わったことなどを、しっかりと復習して繰り返し頭に入れ込みます。

復習する習慣を取り入れることによって、「もう一度、一から勉強し直す」ということを防ぐことができるでしょう。そのため、効率的に勉学を進めていくことが可能となります。

「偏差値が伸び悩んでしまっている」というお子さんの場合、復習する習慣がないことが多いです。復習する習慣が無いという方は、今からでも復習する習慣を身につけていきましょう。

やる気がでる声掛けをする

子どもたちを思う気持ちがあるからこそ、保護者は子どもたちに対して厳しい声を掛けがちです。厳しい声をかけることで気合が入る、子どものやる気が出ると思う保護者もいますが、そのようなことはありません。多くの場合は「そんなことしてたら落ちるよ」「なんで勉強しないの」といった声掛けは、成績が上がらない子に対しては逆効果になってしまいます。

勉強が足りていない、受験生の自覚が足りない子たちの多くは精神的に幼いです。そのため自分自身では受験勉強をものすごく頑張っていると思っています。成績が上がらないことに対し、本人は原因がわからないのです。そのため頭ごなしに「ちゃんとしてない」「頑張りが足りない」「このままでは落ちる」といった言葉をかけられると理解が追い付きません。

そこで、子どもたちには自信を無くすような言葉ではなく「もっと頑張ろう」と思えるポジティブな言葉をかけていくようにします。子どもたちは保護者から褒められることが何よりもうれしいです。褒められたらもっと頑張ろう、また褒められるようにしよう、と思い取り組みも変わります。このような好循環のループに入ることが大切です。

とはいえ、なんでも褒めればよいわけではありません。ときにはすべきことが終わっていなかったり、やり方がよくなかったりして注意が必要なこともあります。そのようなときにもすぐに叱るのではなく、まずは褒めたり共感したりすることから始め、次に注意点を提案するようにしましょう。

例えば、算数のテストが80点で子どもが嬉しそうに持ってきたとします。解答用紙の字が汚かったり、計算ミスでの失点があったり、満点じゃなかったり、と子どもに対して言いたいことはあるでしょう。しかし、子どもにとってはそういったことは見えていません。80点が取れたことを褒めてほしいから見せているのです。そこで、まずは点数が良かったことを褒めましょう。次に「ここの計算ミスは見直せば正解できたから、次は満点取れそうだね」「普段はもう少し字がきれいで読みやすいけど、テストのときは焦ってたのかな?」といった声の掛け方をすれば、子どもたちも耳を傾けやすくなります。

取り組むべきことを整理する

やるべきことが多く取り組む際に集中力に欠けたり、睡眠不足が続いたり、という状況の子はダラダラと長時間勉強しがちです。子どもたちも「やらなきゃいけない」という気持ちはありますから、できるだけやる気を維持しながらも効率よく課題が進められるよう、保護者がアシストするようにしましょう。

やるべきことの優先順位がつけられないこと、取り組むのにどのくらいの時間がかかるのかがわからないこと、がこういった状況を生む原因の一つです。まずは、勉強に取り組む前に、保護者が課題の内容と量を確認し、一緒に何に取り組むかスケジュールを立てるようにしましょう。何にどのくらいの時間がかかるのか、自分が集中しやすい取り組み順はどういったものか、というのがわかれば集中して取り組むことができる時間も長くなります。

子どもたちが疲れていてなかなか勉強が進まない、という状態の場合には、無理をさせず早めに寝かすことも有効です。休ませることに抵抗を感じる人も多いですが、無理をして体調を崩して塾や学校を休むと、リカバリーが大変になります。休みの日には家でゆっくり過ごせるように配慮したり、早めに寝ることができるように子どもの予定に合わせて食事やお風呂の時間を調整したりといった工夫をして、少しでも休む時間が確保できるようにしましょう。

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偏差値が上がらない場合のスタートは、思い切って課題を絞り込むのも有効

中学受験の場合、塾から出される宿題や、塾のテキストの問題、模試の解き直しなど、受検生はやるべきことが多くあります。こういった課題は、クラス全体に対して指示されるため、子どもによっては無理が生じることも少なくありません。子どもによって得意と不得意がありますし、課題に取り組むペースも違いがあります。そのため同じクラスの他の子がこなせていたとしても、終わらせることができないということもあるのです。

そこで、もしも思うように課題が進められず、終わらないものばかりになったり、わからない・できないものばかりだったりするなら、思い切ってやるべきものを絞り込んでみましょう。塾の先生に宿題が多くすべてを終わらせることが難しいことを伝え、優先順位や必ず終わらせるべきものを確認してみるのも有効です。中途半端に何もかもに手を出すくらいなら、絞り込んだものを確実にこなすようにした方が結果に結びつきます。

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まとめ

今回は、多くの家庭で一度は悩む、成績が上がらない理由とその対処方法について紹介をしました。成績が上がらないことにはいくつかの理由があります。子どもたちの様子を見て、何が原因なのかを探ることから始めましょう。

原因がわかれば、適切な対処をして課題を解決していきます。受験生なら自分で勉強できて当たり前と思われがちですが、小学校4年生から6年生はまだまだ精神的にも幼い年齢です。正しい方法で勉強が進められるようになるまでは、保護者が二人三脚でサポートしてあげるようにしましょう。

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