中学受験 願書提出時の封筒の書き方やマナー

中学受験を受けて私立中学、国立中学、公立中高一貫校に進学させたいという人気は今も根強く存在します。やはりそれは、「充分な教育を受けさせたい」「将来困らないようにしてあげたい」などと考えている親御さんが多い証拠だと思います。

中学受験を受けるにあたっては、いろいろと準備が必要になります。もちろん、お子さんの学力試験に向けての受験勉強になるのですが、「受験する中学校に提出する願書を作成して提出する」といった作業は、基本的には親御さんが行うことになっています。

中学受験の願書を初めて書く・・・。
具体的にどのような手順で進めればいいの?
願書の書き方で合格率を下げたくない・・・。

実は、「中学受験の願書を提出する」という時に、どういう風に封筒を書いたら良いのか混乱してしまう親御さんも少なくありません。こういった一種のビジネスマナーは、「社会人であれば知っていて当然」というイメージもありますが、1つ1つ覚えているという方は、それほど多くはいらっしゃらないはずです。

このように、中学受験のお子様をお抱えの保護者の皆さんは、中学受験の願書の封筒の書き方や、送り方で悩んでいる方も多いと思いますので、このページではその悩みを全て解決できるような記事になっています。

願書を郵送で提出する場合の重要なポイントは、封筒の宛名(受験する学校名)や、返信用封筒を同封する場合の宛名(志願者の名前)や封筒の色・大きさです。愛する我が子の合格を支えるため、願書の封筒について書き方を確認していきましょう。

また、よくある質問・疑問もあわせて紹介しています。この記事を参考に進めていけば、中学校側にマイナスの印象を与えることを避けられます。

目次

ステップ1. 願書・封筒を入手する

封筒

中学校の入学願書はネットから取り寄せる・学校から無料でもらう・有料で購入するなどの方法で入手できます。願書の書類と一緒に封筒がついている場合は、そちらが願書を送る専用の封筒になります。

中学校指定の封筒が用意されている場合は指定の封筒を使用しますが、中学校指定の封筒が用意されていない場合は願書が入る大きさ(サイズ)の封筒を用意します

大きさ(サイズ)は角型2号(角2)が一般的です。角形A4号(角A4)も不可ではありませんが、願書や書類に厚みがあると入り切らない可能性があります。

長形3号などでは小さく、願書を三つ折りにしないといけないのでNGです。封筒の色の指定は基本的にありませんので、茶色または白色の封筒を使いましょう。また、封筒を入手する際に、返信用封筒と太い黒字ペンも用意しておくとスムーズです。

ステップ2. 封筒(表)を記入する

中学校が指定した封筒にはすでに、「○○中学校行」などと、あらかじめ住所や宛名が印刷されていることが多いです。最近は、ホームページからラベルを印刷して封筒の表面に貼り付ける形式も出てきました。

もしも宛名に〇〇中学校 行」と記載されていれば、右から左に下がる2本の斜線の二重線で「行」を消し、真下か左隣に「御中」と書きましょう

ただし、受験する中学校によっては、「『様』の部分を訂正しないで下さい」といった指示を受ける可能性があります。その時は訂正せずに、学校側の指示に従って下さい。

封筒に手書きする場合、中学校側で表記見本があれば従ってください。太めの油性ボールペン(サインペン)で郵便番号・宛先住所と宛先を記入します。都道府県名は略さず、「〇丁目〇番地〇号」と正式な住所で記入しましょう。

ペン先が細いと読みにくいので、芯の太さが1.0ミリ以上のものが好ましいです。水性ペンは水で濡れるとインクが滲む、油性マジックは裏写りする恐れがあるので避けましょう。簡易書留で郵送する場合は、封筒の左側に赤いペンで「簡易書留」と書いておきます。

ポイント!「御中」と「様」の違い

「御中」は中学校名など特定の組織に対して使う敬称です。同じ敬称に「様」がありますが、「様」は特定の人に対して使います。「御中」と「様」の併用はできません。

例えば、「〇〇中学校 御中 ご担当者様」は誤りです。
正しくは以下のように記入します。

  • 「〇〇中学校 御中」
  • 「〇〇中学校 入試事務局御中」
  • 「〇〇中学校 入試事務局 ご担当者様」

ステップ3. 封筒(裏)を記入する

封筒の裏側(左下)には縦書きで志願者(子ども)の郵便番号・住所・氏名を書きます。都道府県名は略さず、「〇丁目〇番地〇号」・建物名などを正式な住所で記入しましょう

ポイント!封筒を書き損じたら

封筒の宛名などを書いている途中で失敗してしまったら、新しい封筒を使いましょう。修正テープ・修正液や二重線は使わないでください。下書きしてから清書をすると安心です。

学校指定の封筒なら、書き損じ用に複数取り寄せておくと慌てなくて済みます。封筒に願書を入れる前には、願書の内容にも誤字脱字・空欄・修正箇所がないようにしっかりチェックしてください。

ステップ4. 返信用封筒を記入する

出願には送付用封筒だけでなく、返信用封筒も必要です。受験票などの書類を送り返してもらうために返信用封筒を同封しましょう

中学校によっては返信用封筒も用意されている場合があります。その際は宛名の「様」を二重線で消し、隣に「行」または「宛」と書きましょう。

なお、返信用封筒にあらかじめ印刷されている場合は「様」を訂正しないよう指定されることもあります。その時は学校側の指示に従ってください。自分で用意する場合は封筒の色やサイズの指定が無い限り、送付用封筒と同じものでも構いません。

返信用封筒の宛名には志願者(子ども)の氏名を書きます。保護者氏名も記入するよう指定がある場合は、住所の左側に保護者氏名、その下に「方」・封筒の真ん中に志願者(子ども)の氏名を記入します。

まとめ

中学受験の願書を郵送する前に封筒の書き方を確認しましょう。

  • ステップ1. 願書・封筒を入手する
  • ステップ2. 封筒(表)を記入する
  • ステップ3. 封筒(裏)を記入する
  • ステップ4. 返信用封筒を記入する

「封筒の書き方一つで受験結果が変わることは無い」と言われています。しかしそれでも、子どもの努力を水の泡にする可能性があるなら出来るかぎりのことはしてあげたい、そう思うのが親ではないでしょうか。

希望する中学に合格させるため、保護者として正しい封筒の書き方を知っておきましょう。

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